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重度脳血管疾患を経験済み。障害者手帳1級1種持ち。左手カメラで散策する、お花畑ブロガー

ヘルプマークを付けない理由

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秋の恩恵が全くと言っていいほど無いですね、今年は。台風ばかりで嫌な気分にもなるし、気圧の変動に左右される人にとっては、結構なダメージを蓄積しているような気がします。秋晴れは一体いつになるのやら…。僅かでも晴れ間があると、気分も明るくなります。私は顔に出しませんが、イライラしている人も多いのかもしれませんね(´・ω・`)


先週の水曜日も快晴ではないものの、たまに晴れ間が見られるいい天気でした。これはお出かけしなければとなり、昼過ぎにリュック背負って出かけるためにバスに乗ったのです。が、そこで嫌な思いをしました。バスが来て乗ったところ結構な混雑。バス内での揺れなどにはギリギリ対処出来ますが、必ず優先席に座っている人に声を掛けます。


『すみません、障害者です。どなたか席を譲って頂けませんか?』とはっきり大きな声で言うようにしています。いつもなら全て言い切る前に、譲ってくれる人がほとんどなのですけど、その日は若いにーちゃんとご老人ばかりでしたので、ある意味その若者をターゲットにして声を掛けたのです。でもその若者は完全に無視…。ただよく見ると耳には、ワイヤレス(Bluetooth)のイヤホンがセットされていることに気が付きました。

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こりゃ駄目だと、諦めた時、一般席の方が席を譲ってくれまして、お礼を言って座らせて頂いたその後、席の後ろにいたおじいさんが突然立ち上がり、その若者に平手打ちをしたらしい。顔ではなく、多分太ももあたりだと思いますが、結構な音でした。その音でビクッとなりましたし、叩かれた当の本人も何が起きたかもわからない状態でした...。


『テメーガキヲツカエッテンダヨー!!』と。そして私の後にバスに乗ってきた同年代のおじいさんも『アンタガワルインダゾ!』って。私にしてみれば、ちょ、待てよというレベルの事案が発生した瞬間でした(^_^;) 真っ先に思ったのは『何故叩いたのか』でした。口が悪いのを百歩譲ったとしても、手を出した時点でアウト。そもそもイヤホンしてたし。ジー様たちにはワイヤレスで音楽が流れてるなんて知りもしなかっただろうね。


以前、区役所で同じ年代のジー様が、区役所の若いねーちゃんに、うるさいと言って手をパチーンと払った瞬間、フロア全員に聞こえるほどの大きな声で『私、暴力受けましたー』と宣告。その瞬間に警察に連絡するという謎の連携プレイ…。正直、私から見たら、今のを暴力というのかよと思ったりもしましたが、しっかりと警察に連行された。


大昔、銀座4丁目の交差点。通勤時間帯、徹夜明けで帰宅途中に後ろのクルマに煽られ、缶コーヒーを握りしめてやってきたサラリーマンに胸ぐら掴まれた。その瞬間、胸のボタンがスローで外れたのが見えたとき、無意識のまま殴り倒していた。止めてくださいと言うから止めると『タースーケーテー!!』と。そもそもお前が始めたことだろうと思ったんだけどさ。その残念なおじさんが警察に連行されるのとは全く違うのにね…。

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過去にそんな事があったので、手は出さないようにしています。普通はそんなことがなくても暴力を振るってはいけないことなんだけど。恥ずかしい限りです...。ただ、自分が手を出さなくてもある意味『巻き込まれる』事案はあるということです。イライラしているおじいちゃんや一部の高次脳機能障害者などは注意したい衝動を抑え込んでいますから。


コントロールが出来ない人もいるんですよ。残念だけど、どーすることも出来ないんだよね。長い年月をかけてコントロールする術を自分で身につけるしか無いんです。なので何かあっても、見ない・聞かない・無視するというのは我々、高次脳機能障害者にとっては大事なことでもあるのです。まだ退院して間もない頃、電車に乗っていたときのこと。


優先席は埋まっていた。ただ一駅なのですぐに降りられるからと閉じたドアに寄りかかっていた。そこに目をつけたおばさんが、優先席でパソコンをパチパチとやっていた会社員に向かって、ほら、大変な人が苦労して立っているじゃない、あんた席空けなさいよと。大丈夫ですからと言っても制止を振りきり、無理やり空けさせようと、ほら早くとやる。


退院間もない私は、いとも簡単にブチギレた。『一駅だからいいって言ってるだろーが!!』 車両に乗ってた人たちはみんな見ていただろうね。でも、私にしてみれば迷惑でしか無かった。求めてもいないのに周りから、片麻痺で障害者と分かると何でもかんでも最優先に物事を考えてしまう人がいるということに困惑しているのです(´・ω・`)


『巻き込まれる』というのは、私がキッカケになることに間違いがないから。もし、若いにーちゃんが怒りに震え、警察に通報していらどうなっていたか。片麻痺の私が優先席を空けてもらえなかったから可哀想だと思ったとか言われるだろうね。じゃ、その障害者は何処にいるのとか、事情聴取に協力しなければいけなくなるかもしれないじゃない…。それと、もしかしたらその若いにーちゃんが内部障害者だったらと思うと寒気しかしない。


面倒くせぇ。ただただ面倒くせぇ(*_*) 考えすぎかもしれないけど、最悪ありえない話ではないのですよ。さっきも高次脳機能障害者の気持ち、無視をするというのは、とにかく巻き込まれたく無いという気持ちが強く出ています。私はそうじゃないと思う人もいるかも知れなけけど、全体的に見れば多いと思います。事情聴取されても覚えてないし…。

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実はコレ、私がヘルプマークを付けなくなった理由でもあるのです。もともとは困ってないから付けなくなったのですが、内部障害のような高次脳機能障害者で傍から見て、普通の人と区別がつかない場合などに必要なものと感じたからでして、私のような装具や杖突いて歩く人間にしてみれば明らかな障害者じゃないですか。気づかないわけがない。


なので、私は付けなくなったというのが一つの理由です。でも、それだけではないのです。ヘルプマークは名前の通り、助けてくださいという意味でもあるんですよね。それがもし『障害者何とかしたいマン』にでも気づかれたりでもしたら大変なことになるじゃないですか。軽減税率の正義マン的なやつ。何でも手助けしようとする人は存在します。


今回の件で、よりヘルプマークへの拒否反応が強くなってしまいました。いらないし、困ったらその場で助けを乞うだろうし。障害者として堂々としていたいですから。勘違いしていけないのは障害者は特別ではないということ。優先席座れない許せない? 座れないときはどうする、時間ずらす、車両変えるとかそれなりの工夫をしなければいけない。


優先席はあくまでも優先っていうだけ。ジジババ、妊婦、杖突いた人で埋まっていたら、障害者だからといって無理やり座ることは出来ないでしょ。体調悪い人だっているかもしれないし。一本遅らせる、別の車両に行く体力を付けておくなどのゆとりある行動は必要と感じるわけです。譲られたらしっかりと感謝の言葉を述べるという、最も大事なことを忘れてはいけない。障害者として堂々としていたいと言うのはこのようなことなんです。


険悪な雰囲気に耐えられなくなり、途中下車していつもの中華屋で遅めの昼食。落ち着きを取り戻して、改めて散策に出かけた。向ったのは前回も行った城南島海浜公園。なんとなく海に近いところへ行きたかったんです(^_^;) 即位礼正殿の儀が終わり、海外の飛行機来てるのかしらとか、ちょっと楽しみつつ向かいました。ただ雲がちょっと厚かった。

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前回もチャレンジした西突堤への登頂wもなんとか無事に終わり、何を勘違いしたかウォークスツールをなるべく平らな岩の上にセット。のんびりと海を眺めつつ、羽田空港を狙ってパシャパシャと。途中でBatisからソニーの望遠レンズ55-210mmにレンズ交換をしたりしてまして、なかなか不安定な場所での交換はけっこう大変でした(;・∀・)


大きな岩で周囲を囲まれた突堤は立ち居入り禁止なんですよ。少しでもいい景色で撮ろうとするならば、この岩にのるのは最優先事項だったりします。ただそこは一級一種持ちの障害者、比較的なめらかな岩だらけといっても、登るのはとても慎重になります。平らな場所で土の公園とか慎重に歩きますからね。麻痺足に柔軟性があれば良いけど、ある角度で止まってロックする膝での、登山のような行為はバカを通り越して基地GUYです...。


たかだか2mもない高さでリュック背負って、岩を片麻痺で飛び越えて登るのはかなり危険です。一種一級の人ならわかりますよね。石橋を叩いて渡る、を地で行くノリ。岩の一つ一つを良く吟味し味わいながら選びw、麻痺足を繰り出していきました。転倒でもしたら立ち上がることも出来ないでしょうね。今書いていて急に怖くなってきたよ(´・ω・`)


ホントはどうだ俺凄いだろうと自慢したかったけど、今後は封印します。危ないもん。手すり等があればチャレンジしてみるのも良いかもしれませんが、何もない場所で片麻痺で杖を突いて登るのは、自称アルピニスト(気分だけ)のワタシでも危険ですから。階段で転んだとかそんなレベルじゃない大怪我になります。危険なことは絶対に止めましょう。


もう少し良い望遠レンズを購入できれば問題ないんだけどなーと。まだしばらくは無理ですね。来年で保証が切れたときにどうするかで、レンズ構成が変わりますから。それまでお金貯めておかないとね。買うまでが楽し見の一つでもありますし\(^o^)/ それはそうと、昨日は装具診だったはず。どーなりましたかね…。とても気になります...。

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久しぶりの日光浴

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私が通うクリニックの装具診は毎週火曜日。先週、更新日ギリギリで思い当たり、定時後クリニックに向かうのは不可能だったので、電話をすることにしました。義肢装具士がいましたからね。まだ帰っていなかったので無事に連絡が付きまして。土踏まずのソルボセインが高すぎて踵の接地がよろしくないのと、修正出来てない箇所の話をしました。


ソルボセインを抜き、修正箇所については画像にIllustratorで指示したものを添付して事業所に送付しようとしたのですが、ソルボセインはOKでしたが、修正は実際の足があったほうが助かると言われてしまった。翌週に予約しようとしたら即位礼正殿の儀でお休みだと言われ、次の火曜、お肉の日に予約をすることになりました。遠いな(´・ω・`)


結局、先週からRAPS-Hは封印したまま。現在、RAPS(ニコイチ)を装着しております。ヤバいですね。これがまた快適なんですよ。踵を擦らなくなっただけでこんなにも違うのかと。後方支柱であるRAPSの良いところ、直進性が非常に高い。足の振り出しがとても楽なんです。踵を抜いたRAPSだと少しコントロールするのに意識しないと駄目だけど。


RAPSで踵を抜くということは、それだけ扱いが若干難しくなります。症状がそこまで重い人でなければ余り気にはならないと思いますけど、ある程度の時間をこの装具と過ごし、そろそろもう一段階上に上がろうと思うような前向きな人にはお勧めします。同じ装具であっても、使いこなせるようになるには、また別の熟練度が必要になりますので。モチベーションのアップは間違いありませんから。楽に歩きたいと思うなら普通が1番です。

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京急燃料電池バスだと!? ヤベーな。カラーリングは都営のほうが良いな。東急はまだか!

先週の日曜日、普段ならblogをのんびりと書く日ではありましたが、ちょっと変更することにしました。天気予報で晴れのマークが見えたので、調べると時々晴れの模様。最近、晴れ間が全くといっていいほど見れてない。正直、お日様見れないのはテンション的にも下降傾向。blogは火曜日の一発勝負でいいやと、散策に出かけることに(^o^)


向かったのは葛西臨海公園大井町からりんかい線に乗り、新木場まで。そこから京葉線に乗り換えて一駅で到着。もう一駅乗ってればみんな大好きネズミーランド。私、好きでも嫌いでもないけど(´・ω・`) まー、別の世界がありますからね…。ハハッ。えーと、葛西臨海公園には水族館もありまして、今年で30周年だそうです。当時は何もなかった。


午前中は晴れる気配がないので、障害者手帳見せて無料で入場してきました。のんびりと回り眺めていればそのうち晴れ間が見えてくるだろうと思ったからです。前回来たときは公園メインで歩き回ったので水族館は初めて。免許取り立ての頃、深夜のドライブで来たときは、波の音は聴こえても何があるかもわからない。多分、何もなかったんだろうな。


なので水族館は初。まーぐろーまーぐろーたーっぷりーまーぐろー、と口ずさみつつ入場。葛西臨海水族館といえばクロマグロの展示ですからね。入り口は噴水池の中央にあるガラスドーム(3F)から順々に降りて見て回るのが一般的なのですが、私はエレベーターを使って一階まで行き、そこから上に上って見て回るルートを利用。車椅子用ルートです。

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本来ならガラスドームから二階に降り、目の前にサメコーナー、そのすぐ後ろにはマグロの展示がされている。でも一階からだと渚に出て、屋外のペンギンコーナーとまた別の趣向。たまたま向かったときはペンギンのお食事タイムでギャラリーが大賑わい。1人、半地下に降りて水中で泳ぐペンギンを撮ろうとしましたが…。ペンギン多すぎやで。


すみだ水族館なんて水面でぷかぷかとリラックスしてる子達はよく見かけていましたが、なかなか水中で泳ぐ姿が見れませんでした。しかも屋内ということもあってちょっと暗く、なかなかうまく撮れなかった記憶がありました。流し撮りで上手く撮れたのは1、2枚はありますが…。今回は光の加減は申し分なし、いざ撮ろうとしたところ集団で回遊…。


食事タイムでテンションが荒ぶってるのか知りませんけど、こんなにたくさん水中で泳いでるの初めてで、完全にパニック。連写にしてAF-Cにしたまでは良かったけど、動きが早すぎてAFが追いつかない…。コレは無理ーと諦める。スマホで撮ってる方がきっときれいに撮れるのだろうな…。悔しいから撮らなかったけど。リアルタイムトラッキング…。

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その後は室内に入り、世界の海などを見て回り、やっとマグロのいるフロアへ。でも、思ったほどでもなかったかな。もしかしたら、少し前に原因不明で死滅してたから、それで数の調整をしているのかこのままなのか。以前は200匹近く同じ水槽に様々な種類のマグロやカツオなんかがいたわけで、それが半減以下…。そりゃ寂しいですわな(´・ω・`)


水族館を出ると海と反対側のほうが少しだけ晴れてきました。ほぼ思惑通りになりました。ホント久しぶりの晴れ間が見えて気分が良かった。公園内を散策しつつ渚橋を渡り西なぎさへ向かいました。曇ってたとしてもはじめから来る予定でしたので。ウォークスツールでまったりとチェアリングする予定でした。晴れたら晴れたで日光浴です(*´ω`*)


なぎさということもあって、芝生というよりも砂地に近い状態でしたがウォークスツールは足がしっかりしているので安定して座れました。ホント買ってよかったよ。そこから小一時間、海をボケーっと眺めつつ写真撮って、麦茶飲みながらまったりと日光浴。ジリジリは来なかったけど、適度な気温。フリースだと少し暑い程度でしたが気持ちよかった。

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人もお昼以降だんだん増え、目の前を通り過ぎる人も多くなったので、そろそろ撤収。撤収といっても椅子たたむだけの簡単なお仕事。ゆるキャンとかもしてみたいけど、今はコレが十分だったりします。そもそも持ち運べるかが疑問です。重量増にもなるし場所も選ばないと大変なことになりそう。テントの設置とかも、片手でできるかも不安だし…。


私はウォークスツールで満足しています。もしかしたらそのうちバーナー買ってお茶するかもしれませんが、楽しみはとっておこうと思います(*´ω`*) 帰りもりんかい線で帰るのですけど、恐ろしく高い。駅前から都営新宿線の船堀行きの都営バスが1時間に1本通ってることがわかった。次回は無料乗車券を酷使してチャレンジしてみよう。往復千円オーバーは結構痛かったりしますからね。散策はなるべくお金がかからないほうが望ましい。

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日向ぼっこをする前日、朝イチで耳鼻咽喉科へ行ってきました。もちろん前回のヤブではなくて新しい場所を見つけたので。最寄り駅の新しくできたビルに入っていました。耳鼻科で2軒目を開設したクリニック。ドクターは鼻やアレルギーというより聴覚や平衡覚の耳に特化したドクターでした。気圧が低いせいか、かなりうざったく鳴っていたので…。


初診でしたので予約もできずに、朝イチでクリニックの前で待っていると、中へどーぞとおねーさん。建物も綺麗だし感じが良いかも。問診票は紙ではなくてiPad。支払いもバーコードかざせば終了という近代的な作りでした。3番目に呼ばれドクターにコレまでの経緯を話すと、聴力の検査と、それとは別に耳管機能検査をやりましょうとなりました。


リオン社製の聴力検査室は専用にカスタマイズされたらしくとても広く快適。車椅子も余裕とのこと。子供と一緒に親御さんも入れるという素晴らしい仕様でした。聴力はいつもと変わらずで、耳管機能検査は初体験。耳と鼻が繋がっているのを利用して、ちょっと重めの検査器を鼻に突っ込んで反対側の鼻を閉じで思いっきりフーンッとやります(>ω<)


はじめは検査技師? の方が右手麻痺でしたか、ちょっと先生に相談しますと言われたので、なんでですか?と訪ねたところ、鼻を抑え込む検査器持ってもう一方で反対側の鼻を塞ぐのは難しいでしょうと。まぁまぁ、一度できるかやってみましょうよと私。チャレンジ大好き(*´ω`*) ちょっと重めの検査器を手のひらで持ち、中指と薬指で反対側を押さえ、思いっきりフーンッとやってみた。そうしたらいつも出ている音が出てくれました。


記録として残っただろうなと。それがどのような波形になって現れるのかはわかりませんけど…。検査が終わり、ドクターのところへ行き話を聞きに行くと。耳と鼻を繋ぐ管に異常があり、少し開き気味になっているという。いわるゆ耳管開放症とまでは行かないが、少しだけその気があると。ポコンとなる音はつばを飲み込む際に開く音なのだそうです。


普段は潰れている、つばを飲み込むときに開き耳と鼻との空気のやり取りをしているそうなんです。なにか悪さをしているわけではないので、余り気にしなくても大丈夫だよといっていただいた。原因はわからないけど、とも。ろくに診もせずメニエール病の薬渡すヤブよりも遥かに良いわ。検査では内耳・メニエル病ではないと断言してくれましたよ。


やっと一安心できたました。なんか気になりだしたら色々気になって頭おかしくなる。ってかおかしくなってるけど(´・ω・`) 昔は何も気にならず健康だと勝手に思い込んでいたのにね。昔の私なら気圧だって気にも止めてなかっただろう。でも自律神経がぶっ壊れるのは想像外でした。ちょっと乱れただけで、不安になる要素が満載で襲ってくるから。


あー俺死ぬんだーとか、考えたりしますもの。死にたいと思ったことは一度もないですが(・∀・) 来週は装具診。道具類を満載して来るはずだからその場での加工となるだろう。盗める技術は盗んでおかないと。まー盗むまでもないけどね。ただ、加工は両手でやるわけで、私は片手。本当は型取りした石膏に芯詰めて治具にして貰いたいよ\(^o^)/

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未だ馴染めず(T_T)

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新しくなったRAPSを装着するようになり一週間が過ぎました。今回は新規に型を起こしたということで、付けて今まで通りというわけにも行かず、それなりに慣れるのに苦労している次第です。まだまだ新車の慣らし運転中とでも言いましょうか。新しい装具を理解できるように歩き方を試行錯誤することに徹していました。なかなか難しいですなぁ…。


これまで通り同じRAPSだからこうも苦労しないで、一週間も歩いていれば勝手に馴染んでくれるだろうと思っていたのですが…。今回の装具は曲者のようです。1番の問題は踵を擦るようになったこと。これが結構深刻なんです。擦るのが嫌なのでカラダの重心を健常側に傾けて歩いているような状態になるのです。非常によろしくないですね(´・ω・`)


7年間少しずつ改善されてきた歩行スタイルが完全に崩れてしまうのがとても嫌なのです。なんか振り出しに戻ってしまったような感覚。コレは何とかしないといかんと、先週の水曜日、歯医者の終わりついでに二子玉川まで練習しに行きました。とてもいい天気だったので、ウォークスツールをかばんの中に放り込んでチェアリングも楽しもうかと。

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左がノーマル。右がひーるネジ(オリジナル)鉄製で硬度の高い焼入れ済み

装具を手にしてまずはじめにやることは、ひーるネジ(オリジナル)に付け替えることから始まります。コレは角度調整を行う際に使用される止めネジの改造版でして、図面を引いて新規でネジ屋さんに発注しているオリジナル品です(^o^) 平先だと綺麗に削られない上に嫌いな音が出てしまうので、形状をRに仕上げたネジなんです。実際には摩耗して削れてしまうのは一緒なんですけど、当たる箇所がキレイな削れ方になります(*´ω`*)


このネジを装着してから角度調整をしていくのですが、今回仕様が大きく変わった装具、踵抜き、二枚重ねのソルボセインなど。コレまでとは全くの別物なんです。義肢装具士にしてみれば、前回と同じ角度に合わせてくれた装具でも、これらの新しい仕上がりの装具だと、自分自身の踵の高さがかなり違っていて同じ角度では同じように歩けないのです。


はじめは背屈側へちょっと強めに角度を変えて暫く歩いてみました。通勤時歩く場所、幹線道路沿いの凸凹道から閑静な住宅街のフラットな道など。自分のかばんには装具調整用の六角レンチをしまっていて、座れる場所さえあればいつでも調整できるようにしています。杖が無いと駄目な場所、社内で杖を使わずに歩く場所などしっかり確認して調整。

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装具を外してすぐに写真を撮った。麻痺側なのにありえないほどのアーチ状...。

それにしても二子玉川でチェアリング(アルコールは飲まず)した場所、まさか土曜日に唯一、氾濫した場所になるとは思いもしなかったよ(;´Д`) そのチェアリングの時も陽の下でまったりと角度調整をしていましたw ほんとに好きなのねぇ…。っていうか、ちゃんと歩けないと死活問題ですから。ある程度決まった位置から±1°くらいで最終調整。


一つ前の調整でほぼいい感じにはなっていたのですが、その先をつめるか止めておくかの最終調整は、どちらかと言うとフィーリング的なものなので良くなればラッキーみたいなね。まぁそんな感じなんです。気をつけるポイントは底屈側に振りすぎると反張膝になり、逆に背屈側にしすぎると膝折れとなるのでそれさえ理解すればなんとかなありますかね…。自分は歩く場所があまり良くないので、やや背屈側に調整しています(´・ω・`)


あくまでも装具の調整自体自分がやって良いものでは無いので、どうしても納得できないのであれば自己責任でやるように。出来なくて義肢装具士に泣きつくような間抜けはやらないように。義肢装具士と相談しながら進めるのがベストだと思いますので。私はTAPS時代からよく歩き、当時から調整し続けていますので自分の装具はよく理解しています。


足の振り出しから着地まで動きとしては良くなりましたが、コレまで無かった踵を擦るという状況が続いていました。本来は、二子玉川からサイクリングコースを使って丸子橋まで(約5km)歩こうとしていたのですが…。踵が擦れる音が気になりだし、集中出来なくなって1km付近の二子玉川公園で休憩。そこからバス乗って帰ってきました(´・ω・`)


原因はなんだろうと考えていると、一つの答えが浮かんできました。踵が抜かれたRAPSは接地がダイレクトに伝わるので何よりもそれが良いと思っている。これはゴニョゴニョ時代から変わらない良いポイントだと思っているので踵を抜いたことによって駄目になったとは思えない。ただ、接地の面で考えた時、コレまでとは一緒でなかったものがある。

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これまでは手前側だけだったのが、新規に土踏まずに2枚目のソルボセイン(緑枠)が付いた

それは、義肢装具士が追加で入れた2枚目のソルボセイン。本来、このソルボセインは緩みがちな麻痺足の扁平足防止用に入れてもらうことが多い。使っていくうちに足が広がってしまい、それを防止するために足の付根から少し下に設置してペッタリと着いてしまう足に少しカーブをもたせて広がりの防止をしていたりします。専門用語使えん(T_T)


それを仮合わせのときになぜが大きめのやつを持ってきてて場所を決めて貼っていた。あの時なぜ聞かなかったのだろう義肢装具士に。なんで増やすのか? その効果は ?とか。その2枚目のソルボセインは、前回の一番最後の写真を見ても分かる通り、かなり大きく高さも占有してしまっている。装具を装着したときに土踏まずをかなり圧迫している。


コレが自重で潰れて指先と踵がフラットになると踏んだのだろうけど、コレ見事に踵浮いています…。これだとシャンク(L字型のステー)が付いていたときのTAPSと変わらない踵の位置、もしくはそれ以上の高さになっている。一言で言うならば『とても歩きにくい』ですね…。とりあえずは一ヶ月使ってみるとする。それでカラダが馴染めば良しとしよう。一ヶ月経っても変わらない状況であればちょっと相談してみようかと思います...。

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ちゃんと重しは差し引いています

それまでは、自分でやろうとしていた加工修正はやるのを中止。要望を改めて説明をして修正してもらうことにする。多分、一ヶ月も持たせる自信はない。もっと早く装具診に出してしまうかもしれません。こだわりや履ける靴のアプローチはその時改めて紹介したいと思います。会社で重量を計測した結果、新しいRAPS-Hで588.1gだった。これまで使ってたRAPSは536.9g。踵を抜いているにも関わらず50g以上重くなっていた。


体重が増加したことを考えるとこれは仕方のないことかもしれません。ヒンジジョイント周辺もポリカーCと言われる樹脂シートが厚めに盛られ、リベットの点数も増えている。踵を抜く仕様のため、その分肉厚にしたと思われる。見る人が見たらすぐわかっちゃうだろうなと言っていましたからね。コレは無茶を言った私のお願いだから仕方がない。だけど厚めのソルボセインは頼んでないんだよな。それが一貫した強化であってもね...。


更新日の直前、一つわかったことがある。何故歩きにくいのか、違和感を感じてしまう理由がわかりました。土踏まずに厚めのソルボセインが入ると、どうなるかわかりますか? 平らな場所でも常に内反気味になるのです。足の振り出しから接地までなんかしっくりこない。違和感が残ると思っていたら、どうやらコレが原因のようなんです(´・ω・`)


要は部屋の中で装具を外した状態でいるのと変わらない感覚。装具は装着しているのでグキッと痛みが出るまではないのだけど、なりそうでならない状態が歩くたびに続くわけです。コレは完全にアウトだな。早急に仕様変更の依頼をかけねばいけない。連絡入れておかないとな。しばらくTAPSに逆戻り。まぁ、歩きがおかしくなるよりまだマシか...。


191025

進化し続ける短下肢装具”RAPS”

※未だにこの記事だけを見に来られる方がいるようなので、後日談も読んでいけると嬉しいです。完成したからおしまいな訳ではなく、要望をしっかり伝え、手直しをしてもらい完成するのが装具です。ずいぶん昔の話ではありますが未だに愛用しております

RAPS 4部作
 ①この記事
 なんかおかしいぞ
 こーゆの作ろうぜ!
 ひーる史上最高のRAPS完成!!

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土曜日の夕方に短下肢装具のRAPSが無事に届きました。破損が見つかったのが9月6日。それから手続きをはじめ、連休を挟んだりしながら最短で制作していただくことは叶いませんでしたが、2、3週間はかかる「補装具費支給券」の申請が翌日には届いていたりして、トータルでほぼ一ヶ月で完成。やっと装具屋さんから届いたのです(*´ω`*)


本来なら、型取り、仮合わせ、完成と3週間見れば出来上がりで、装具診後に装着して帰るというのが通常。でも今回は仮合わせのときに出した私からの要望が100%通っていなかったのとベルト位置の調整などをお願いしたために、終わり次第郵送していただくということになりました。週末には装着して歩いてみたいと要望を出していたのですが…。


まぁ、土曜日でしたね。朝イチでヤマトに電話して、うちの荷物はないですか?と確認。朝イチの段階では届いていないと。昼便で届くようなら連絡しますと約束していただきました。すでにヤマトで送ると言われていた。その際、指定時間を聞かれていたので一番遅い時間を希望していたのです。最短だと金曜日の夜でしたからね。それが来なかった。


日曜日は天候が悪そうでしたので、せめて土曜日に届かないかと、朝から大騒ぎしていたわけです。でも土曜日の天気は暑かったですね。都心で30度オーバー。洗濯物を干していたわずかな時間でジリジリと。流石に無理だなーと。お昼すぎにヤマトから連絡があって14時頃にお伺いできると言ってきたので、お願いしますと伝えて正座して待機\(^o^)/


バカでかい箱で運ばれてきました。過剰梱包甚だしいです(;´Д`) やっと来ました。私の2代目RAPSが。7年目にして短下肢装具が2つというのは普通かもしれませんが、私の場合、回復期の退院時に身障手帳で装具が作れずに、急遽、治療用としてクリニックで保険を使ってTAPS(RAPSの前モデル)を制作していただいた経緯がありまして実は3つ目。


ただ、その間、内緒のゴニョゴニョがありましてそれ以上の数を使う機会がありました。まぁそれは夢の話ということで、実質は3つ。TAPS、初代RAPS、2代目RAPSという感じです。これまでの流れは旧blogに掲載していますのでお暇な方はご覧くださいませ。愛に溢れた内容になっていますので(*´ω`*) カーボン支柱の短下肢装具に萌えています。

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さて、二代目となって何が大きく変わったかといいますと、一番の大きなポイントして踵を抜いてもらいました。これはゴニョゴニョ時代の経験でRAPSで抜けるだろうと強く義肢装具士に圧力をかけましてw ゴメン。体重がーと言われても大丈夫だから、なんかあったら自腹切るから何も心配しないでと。痩せるからお願いとは言っていない(;´Д`) ただ抜くための強度は十分取れるような仕上がりになってます。この辺りは次回で詳しく。


RAPSの唯一の可動部であるヒンジジョイントは、登場してから見た目は余り変わってはいないけど、ちゃんと耐久性を高めながら日々進化しています。ちゃんと使用者のデータが会社にフィードバックされているということがわかります。私が初代RAPSを使っていた当時はヒンジジョイントのRAPSの文字の下に”4H”と小さく書いてありまして。

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気が狂ったように歩き続けた結果、ヒンジジョイントが削れすぎたために修理に出した際、戻ってきたのは”5H"にバーションアップされていた。見た目は変わらないけど素材等が変わっていたのだと思います。義肢装具士曰く強度が上がっているとのことでした。今回の2代目はというと、なんと”9E”。なんでや...。どんだけアップデートしてるんだよ。


それだけ、地道に改良がなされて来ているのだろう。決して訂正時の三角記号の意味では無いですから。そしてRAPSの文字の後に謎の『H』という文字。ラプシュ? まさか私の為にhealxheelの頭文字のHを使ってくれるとは。感無量だね。実際問題、貢献してますもん東名ブレースさんには。当時、TAPS時代を始めRAPSに至るまで、ネットを通して情報を提供してきた。情報源は無かったけど自分のインプレッションなどを下手なりに。


その結果、TAPS/RAPSの制作に携わっている藤田保健衛生大学の沢田光思郎先生(現在は京都府立医科大学リハビリテーション医学教室の医学長さん)とも知り合いになれましたし、東名ブレースの本社にも知られるようになったしね(*´ω`*) もちろん、この装具が私自身の足にマッチしたことから始まったわけですが。まー、運命的な出会いです。


それはそうと問題の『H』は何か。HYPER? HEAL?? 答えは『HARD』の意味だそうです。つまらん、お前の話はつまらん…。よく見ると、よく見なくても分かると思いますが、ブリスタフェンダーと化していますよね。シャフトも長く…。あれ?? 変わってない。長さも径も変わってないということは...、ヒンジジョイント自体がスリムになっているということか! スリムになって強度が増している…。HARDよりHYPERだよな。

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ただ、これは通常モデルに『H』は付かないようです。これは活動量が多い人や、私のようなデブ、80kg手前用のヒンジジョイントなのだそうです。デブで活動量が多い私には最適ですね\(^o^)/ やっぱりHEAL(デブ)のHとして呼ぶことにするとしよう(T_T) それにしても巨大化したと思ったら逆にスリムになっていたとは。ちょっと驚きました。


凄い進化してるじゃないですか。他の装具メーカーはどうしているかわからないけど、一つの名前で少しずつバージョンアップを果たしているのって他にあるのでしょうか。私自身が、初期の段階でコレは合わないやと見切りをつけた装具達。実用的で安価なプラスティック装具やお洒落さんが欲しがる装具など、常に進化し続ける装具ってあるのかな?


ただ、現実は所詮装具くらいとしか見られていないのだろう。クルマやバイクのようにコレが好きと自ら選んで購入出来ないということもあるし、何よりも数が少なすぎる。義肢装具士によっては残念な当たり外れはどうしてもあるし。そもそもカッコイイからコレ使お。となってもまるで合わないこともある。2スト乗ってみたらエンブレ無くて突っ込みそうになったとか。まぁそんな感じです。装具は自分の病状に合うものが一番ですから。


RAPSは靴が入らないとか言われる人が多いです。っていうか装具自体がそもそも通常の靴を履くことに苦労します。RAPSに限らずね。重度の麻痺患者はまず普通の靴は入らないです。比較的麻痺の軽い人向けには通常の靴が履けるものがありますけど。正直、羨ましく感じることはあります...。でもRAPSでさえ、ちょっとした加工で少し大きいサイズになりますけど、ギリで履けるものがあります。その辺りの事など次回で紹介します。


今回はここまで。っていうか書いているのが日曜日なのでインプレッションが出来ていない。せめて土曜日に届いていたらね…。このあと月曜日になったら毎回恒例の重量チェック。そして拘った箇所などを紹介できればと思います。早く歩きたい。すでにhealネジは装着済み。まだ一箇所だけ攻めきれていない箇所があるので、それも含めて会社で加工するとしよう。言い出したらきりがないけど。自分の相棒ですからしっかり拘らないとね!


先日、DMで京都在住の蒼さんから連絡が来た。装具検診で沢田先生に会ったようで、私の名前を出して心配していると言っていたそうです。blog読んで破損したのを知ってくれたようでして。随分前にお知り合いになったのに、今でもたまにblogを読んでくれているのって、とても嬉しいです(*´ω`*) ありがとうございます! 先生、カッコイイの出来ましたよー!! また京都遊びに行くので、そのときは是非ともお茶でもお食事でも!!

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朝モス神来る(・∀・) 

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やっと涼しくなってきました。うんうん。朝から気持ちの良い日が続いていますねー。ここ最近まではレインスプーナーのアロハを着てはあぢーと言って出社。その後は冷房にやられてしまうという日々が続いておりました。やっとエアコンいらずじゃんと窓を開けていると、暑いですねエアコン入れますかと。地獄の言葉。ジャンパーとひざ掛け準備。


言い方悪いけど、頭おかしいでしょ。明らかに窓開けたほうが涼しいのにさ。でもコレはおじいちゃんだから仕方がないのよね。私と嘱託扱いの真おじいちゃんくらいしか寒がっていませんから。若者は熱量が違うのでしょうね、きっと。とうとうメリノウールのタイツ引っ張り出してきたもん。寒いと眠くなるよね、まるで冬山で遭難してる人みたいに。なので電気ひざ掛けをガンガンにして頑張って寝ています! 嘘です(・∀・)b


いつもは朝食を会社で取るようにしていました。ファミマに売っているラップチキンが朝食に丁度いいのです。ただ、売り切れていることがあるので、その際は変わりにサンドイッチやおにぎりを購入して食べていました。でもあまり美味しくないのです...。最近は会社の一駅前にある、モスバーガー朝モスを店内で食べるようになりました。

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初めて入ったときは何も考えず朝モス食べよ、という感じ。テーブルに出されたハンバーガーを見て、どーやって食べようとか、考えたもののまあ良いかと、口の周りを紙ナプキンで拭き取りながら汚い食べ方をしていました。片手じゃ無理だろって、あまり気にもせず食べられればいいやの感覚。でも親が子供に見ちゃ駄目と目を塞ぐレベルの汚さ…。


頂けないですね。ちょっと前にフォロワーさんの中でハンバーガーの食べ方の情報を載せている方たちがいました。情報は入っていたのよ。『半分に切ってもらえた』とか『クロスやストライプに対応している』とか。でも朝マックしか食べていなかった私にすれば縁のない話、へーそうなんだというくらいしか見ていませんでした。ビバ朝マック…。


モスの食べ難さは今始まったわけではないけど、朝モスも同様にしっかりと盛られた作り。大きく切ったトマトとレタス、マヨネーズとケチャップ、そしてパティ。しかもよりによってパティにはわざわざ滑りを良くするために? 玉ねぎのスライスが入っているという。それを包装で包むわけではなく、ただ移動時にずれない程度に持ってくるじゃない…。まさに片麻痺に喧嘩売っていますよね。店員はそうは思ってないだろうけど。


片麻痺の私は全廃しているので右手(元利き手)が動かない。左手一本で食べなければいけないわけで。カットしていただくことは、ありがたいことではあるのだけど、なんか違うと感じたのです。まだ試していないことがあるのでは? と。甘えるなと。工夫次第でなんとかなるんじゃないかなーと考えてしまったのです。便利、助かる、ありがたいって気持ちはとても良く分かる。だけど自分は試したがりのドM体質。ハァハァ(;´Д`)

ある日、トレイの上に「袋から出さずにお召し上がりください」とあった。少しは食べやすくなるのだろうかと試したものの、見事に悲惨な状況に陥りました。嘘つき!! まず袋ごと手に取ると、パンに辿り着く前に袋自体が邪魔になる。もう一方の手で曲げるなりすれば良いのだけど麻痺手には不可能。結果、袋に顔突っこんで見事に玉砕(´・ω・`)


頭きたよね。出したほうが絶対に食べやすいから。モスバーガーのようなソースたっぷりなものなら袋から出すべきではないだろうけど、朝モス程度なら片手でも出して食べるほうが絶対良い。火がつきましたよ、メラメラと。その日から練習を兼ねた朝モスチャレンジが始まりました。片手できれいに食べるための第一関門は袋からの取り出しです。

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くぱぁしてるでしょ。これをまず綺麗に整えて中心軸を作り出します


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上側を折り曲げておけば、出し入れがしやすくなります\(^o^)/


ここで成功率が変わります。上側の袋を折りたたみ、出し入れをスムースにしておく。パティとトマトの位置を崩さないように運び出します。まだ熱く感じるときは少し待つ。ここで一思いに大きくガッツリと行って良いかもしれませんが、中心で捉えている状態を崩してはいけません。できれば小口でもぐもぐ行ったほうが軸もズレずに最後までしっかり食べられる。微調整は欠かさずに。飲み物はストローを使い、なるべく置かない。


ハンバーガーを何度も置いて飲み物に手を出してしまうと、その都度中心位置がズレてしまいます。できればハンバーガーは片手で持ち続け、軸がズレてしまったときの修正程度に置くようにして、飲み物は手前に持ってきておいてストローで飲む。ホットな飲み物はまだ考えてもいませんけが...。コーヒー飲まない私には余り問題にならなかったり…。


切ってもらわずの朝モスチャレンジは一旦終了です。また何か思いついたら試したいと思います。切ってもらうことは簡単なこと。でもね、片麻痺になってからは、何でもやってみようとする自分がいる。些細なことかもしれないけどハンデを背負ってしまったからには、少しでもモチベーションを保ち続けていたいんだよね。無理と感じたらやらない。妥協するポイントは人それぞれだけど、朝モスに限れば妥協するまでもなかったかな。

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楽勝でしたね(震え) 朝モス神とでも呼んでもらおうかw 店員)きれいな袋まだ入りますか? (・д・)チッ


少し前に左耳から変な音が聞こえるようになった。つばを飲んだときにペコンと。プールで上手く水抜きが出来なかったような音ね。それが何回も、突然なったり、つばの飲み込み時に鳴ったり鳴らなかったり。ちょっと煩わしいですので、耳鼻科で検索かけてクリニックへ行ってきました。某大学出身で別のドクターとの親交も多いと書かれていた。


家からは少し離れていたけど、自分なりに信頼できそうと思ってそのクリニックを予約した。当日、目的地に到着してクリニックに入ると、やたら人が多いのです。大人気だった。受付が3人、看護師が4、5人、そしてドクター1人。それがわかった瞬間にやっちまったかもと…。嫌な予感がする。予約時間になって呼ばれて、ドクターと初顔合わせ。


どうされたかと聞かれたので、最近左耳から変な音が聞こえるので、見てもらおうかと。ついでに脳出血は7年前と伝える。両耳をチェック、キレイに手入れされていますね、次に聴力テストしますよと、奥の防音室を指差し検査を受けるのです。その間、別の患者が呼ばれていた。もー終わりなのかな?と思いながら聴力の検査に挑むことに。


聴力検査が終わってドクターの側の席に座ると、開口一番「ヒールさんこれ突発性難聴だよ」と。え? ってなる。聞こえが悪いと感じたことはないのに、オージオメーターには左の耳が聞こえにくい数値が示されていた。「一週間以内に治療始めないと聴こえなくなる」と言われました。一生聴こえなくなるとか、かなりの脅し。完全にパニックです。


で、処方された薬を飲んで一週間後にまた来なさいと言われて帰ってきた。薬局で薬を手渡された時、薬剤師が申し訳無さそうに手渡して「ヒールさん、この薬とても飲みにくいですから余り無理なさらないでね」と。薬なんて美味しいものなんて一つもないから大丈夫ですよと伝えて帰ってきました。帰宅後、昼食を済ませて言われた薬を飲むことに。

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薬はメコバラミンという錠剤、アデホスコーワ顆粒、そして問題イソバイドシロップでした。前の2つはなんてことはなくすんなりと飲めたのですが、イソバイドシロップは言葉で言い表せないほど不味かった。カラダに良いと思ったから飲んだわけで、ちょっと飲んでみと言われて飲んだりでもしたら、不味いって言う前に、渡したやつを殴るレベル…。


後味が最悪で、喉に残ったまま、水分を補給してもなかなか薄まらない。最悪だよ、朝昼晩と一週間も飲み続けるのかと。嫌だなーと拒否感はありつつも聴こえなくなるよりは良いだろうと耐える。ちょっと遅めの夕食をして食後に待つ薬、飲みやすくするための工夫をネットで調べておいたのを実践することにした。単純に冷蔵庫で冷やすだけ。


柑橘系の飲み物で飲むというのはあったけど、それは却下。普段飲んでいる薬が柑橘系は駄目というのを見たことがあったから。冷やしたシロップはすんなりと喉を通り常温に比べて随分と飲みやすかった。飲んでから10分もしないうちにカーッとのぼせて、動機が早まってきた。最近、影を潜めていた自律神経の問題が出てきてしまったのです…。


慣れていない薬でこんな事があるのかと、救急相談センターに電話をすることにした。出てきた看護師に飲んでる薬、と7年前に脳出血、今はカーッとなって動機が早いと伝えると、30分経っても変わらなかったら救急車呼んでと。コレまでと変わらない答えでした。大学病院だと確実に8千円前後払わされる。金の問題じゃないのですけど、最寄りの夜間救急診療やっているところへタクシー使っていくことに。内科でお願いしました。


暫く待たされ、看護師のおばちゃんがテキパキと話を聞きながらメモをしていく、飲んでる薬、脳出血云々と。診療室に呼ばれ血圧を測ると170近くまで上がっていた。普段は130以下なのに。若いドクターが登場して色々と説明をしてくれました。その時の会話は覚えていないのですが、メモには丁寧に接し、説得力がある言葉で納得できたと、メモに書き残されていた。キッカケは薬の飲用かもしれないけど自律神経で間違いないようだ。


気がつけばバスの最終便にギリギリ乗れる時間になっていた。そこから風呂入って寝る準備をして1時を回っていたよ(;´Д`) 仕事を休むつもりもなく普通に出勤。冷蔵庫で冷やしておいた薬をすぐに飲む。耐えるしか無い…と。でも無理だよ、やっぱり。自律神経がぶっ壊れたままでの仕事は。昔の手書き図面をA4サイズからA3に変更して、2つの図面を一枚に収める作業をこのところずーっとやっていた。通常やらないような仕事をね。

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集中力はとても必要だし、脳疲労が半端ない状況での寸法の入力。ただでさえおかしいくなるのに、廃人一歩手前の状態。これはいかんと、定時後ダッシュでかかりつけ医に相談しに行ってきた。ドクターに状況説明、たすけてドラえもん(;´Д`) 開口一番「ヒールさん、これじゃポリファーマシーになるよ」と。ポカンとしている私( ゚д゚)


要は薬の取りすぎのようです。そして次の言葉が衝撃だった。『これメニエール病の処方だし、意味ないよ』って。唯一飲んで良いのはメチコバールくらいだねって。そもそも難聴って言ってるけど、左右の差はあるけど。何不自由なく聴こえているじゃないと…。更にポカーンですわ( ゚д゚)…。昨日の苦しみは一体何の為やったんやと、怒りに震えた。


少し前に嫌な予感がしたと書いたのはまさにこれ。個人のクリニックで従業員が多いということは効率的に患者を診ること。要は流れ作業になる。患者が訴えたい時間を与えずにはい次ーとやるわけです。結局、突発性難聴と言われ混乱している間に処方出されてさよなら。翌々考えてみたら耳の中で変な音がすると言ったのに答えはもらっていない…。


それが突発性難聴の前兆なら分かるけど…。ここにその時のオージオグラムがある。左右の差は若干あるけど赤い文字で書かれた最後の文字で『聴力レベルで30の線より上が正常』とある。全く問題ないじゃん。そりゃかかりつけのドクターが言うわな、聴こえてるじゃんって。もー行きませんよ。潰れてしまえと本気で願う。この手のはもう懲り懲り。


聞けば突発性難聴って何一つ原因が解明されていないんでしょ。聴こえない、めまいがするなんて一言も言ってないのに、とりあえずメニエール病の薬処方してどうなるか見てみようと、そんなノリで適当にあしらわれた。しかも毒薬は朝昼晩きっちり飲んで一週間後に来いと。行かねーよ。平穏な生活をぶち壊されたキッカケを作ったようなもんだからな。自分が選んで行ったクリニックだから文句は言わないけど。あー腹立つ(# ゚Д゚)

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ところでポコポコ鳴ってるのは何処で確認すれば良いのかな。病院不審になりつつあるよ。単に気圧だけの問題なら気にならないのだけど。暫く様子見だな…。あぁ、そうそう、杖を旧バージョンに戻しました。先ゴムが片減りしていたので、新たにコンベックスチップを採用しました。前のコンケイブチップは屋内専用でしたので。輸入元には屋内用との表記は一切なし。知らずにずーっと使っていたので、今回はちゃんと屋外用のやつ。


本当は杖メインで書きたかったのだけど、予想外の展開でした。耳鼻科でここまで書くとは思っても居なかったよ(;´Д`) でもね、このblogがアップされている頃には例のアレが届いているのです。早く履きたいなー(・∀・) でも台風来てるかもしれないから気をつけないとね。仮合わせのときに、おじいちゃんが台風で飛ばされたと、全身包帯だらけでクリニック来ていましたから(;´Д`) 台風などの風の強い日には出ちゃ駄目よ!

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大人(片麻痺患者)の林間学校

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9月は連休が続く週がありましたね。うちの会社は夏季休暇として、1日有給を消費しなさいという指示があり、私は8月に取らずに期限が終わる9月に1日取ることにしていました。毎週水曜日が休みなのを利用して、敬老の日の月曜日、夏季休暇を火曜日として、5連休にしたわけです。9月に入った時点ではどこへ行くかも決めて居なかったけども…。


先々週の装具破損により出かける気力も減少傾向にありましたが、5連休なのにどこへも行かないのは勿体無いなーと。そんなことを考えていたときに、古い装具がカラダになじまないまま使っていたことで、左足(健常側)が攣りやすくなったと言うか、筋肉痛が結構出るようになってしまいました。利き足のダメージで歩けなくなるのは嫌だなーと。


そこで思ったのが温泉にでも行きたいなと考えました。あまり効能とか場所とかは意識はしていなくて、給料前だしできるだけコストを抑えた日帰り旅行でもと。前に行った熱川バナナワニ園の時、日帰り温泉でも十分楽しめたことを思い出しまして。伊豆であればJR路線の100kmオーバーで通常運賃半額になるし、また熱川行くか。でもちょっと違う…。


あのときは烈子狩り行ったけど、それが結構がっかりだったんですよね。バナナワニ園。帰ってきてから、伊豆のシャボテン公園にもレッサーパンダがいるという情報ゲットしていたので、ふと場所を調べてみると、伊豆高原にあるということがわかりました。熱川よりも少しだけ近いし、良いんじゃないかと。日帰り温泉も大きなのもがあったしね。


伊豆高原といえば、子供の頃、母友家族と旅行したり、小学校の移動教室? で行った場所。うちの区の施設があったのを思い出し、検索かけるとすぐに見つかりました。2015年にリニューアルして、とてもキレイになっている事がわかり、そのHPを見ていると宿泊予約の文字。試しに覗いてみると一泊素泊まりで5500円。安っすいなぁ(^o^)


でも、宿泊のつもりは無かったのでスルー、次回の候補として残しておこうとお気に入りに追加して一旦閉じました。電車の時間とバスの時間をニラメッコしながら予定を詰めていきます。一時間に一本とかバスの本数、見誤ると悲惨なことになりますからね。バス移動の旅ではバスの時刻に合わせた行動が必要になってきますから、とても大事です。


そんな時、契約しているダゾーンから、一万円に近い返金分の入金がされたとの連絡が入りまして、このタイミングで来るかとちょっと嬉しくなりました。これは一泊しなさいという神様の思し召し。無神論だけど…。きっと亡き母上が一泊しなさいと、そー考えることにしました(・∀・) 早速、お気に入りからHPへ飛んで宿泊予約をチェックする。


連休中の予約は一杯でしたが、火曜水曜は空いていました。本当は後半ゆっくりしたい感じでしたけど、今回は強行するようなスケジュールでもないのでまぁ良いかと。温泉も浸かり放題だしね。早速電話することに。区からの予約とHPの予約で何が違うのか、障害者割引の有無の確認などをするために連絡することにしたのです。HPだと料金が高い。


料金は夕食と朝食のセット料金で、素泊まりや食事の希望などは電話で伝えてくれれば対応してくれるとのことでした。夕飯はどうするか考えてはいなかったけど、写真を見る限りではあまりそそられなかったので、朝食だけお願いをした。宿泊料5500円、入湯税150円、朝食700円と合計6350円ポッキリ。消費税とか含まれてますから。10月から増税の関係で値上がりしてしまいますけれども…。伊豆で温泉入れてこの値段は安い!


先週の火曜日、川崎駅まで行き、電車を待ちます。少し余裕ができたので踊り子号に乗ることにしました。これだと伊豆高原駅まで一本で行けますから。時間も30分くらい短縮できますので、かなり楽。2時間切りますからね。あっという間に到着してしまいます。定刻通り11時に伊豆高原に到着したら、今度は東海バスを待ちます。11時10分発のやつ。

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この時間は一時間に3本走っているので、歩くのが遅くて間に合わなかったとしても次の15分発のバスに乗れば間に合うし、最悪でも45分のバスに乗ればいい。向かったのは『シャボテン動物公園』です。途中、結構急な坂を上がって行く。よく考えると”高原”だったよなーと。つい時計で気圧を確認してしまった。数字が3桁と分かるとすぐ閉じた。


気圧に振り回させるのは勘弁と、慌てて別のことを考えるようにして、無理やり気圧のことを忘れるように努力しました。5合目の件はトラウマになっているからね。しばらくすると、大室山が見えてきて、その麓? にはシャボテン動物公園がありました。看板に従って入り口まで行こうとしたげど、かなりの急斜面。ちょっとしんどいなぁと思っていると。


障害や年配、ベビーカー向けのワンボックスが見えたので、コレってお願いできますかと訪ねると、入り口まで送迎しますよと。帰りは受付で一声かけてくれれば御迎に伺うと、言っていただいた。僅かな距離ではあるけど結構な急斜面。助かりました(・∀・) 入り口のすぐ横にあったのは『カピパラ虹の広場』え? 普通に触れ合いが可能なの??


みんな普通に柵の中に入って、きゃー可愛いとやってるじゃない。あんたらそれネズミやでと、思いつつも愛くるしさに負けて自分も柵の中へ。なんだろう、可愛かったですね(^_^;) その横にピグミーゴート、七面鳥のポールwも放し飼い。ファインダー越しに構えると、距離感はあまり気にはならない、だけど素で見ると近くてかなりビビった。

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そうだ早く烈子行かなきゃって、向かおうとしたけど場所がよくわからない。早く行かないと餌付けの体験できないじゃんと慌てるのですけど、魅力的な動物たちが沢山いてついつい、足が止まってしまう。『バードパラダイス』に行くとその中は鳥たちが放し飼いされている。ハシビロコウがいたり、インドクジャクやカモ?たちが行く手を阻むのです。


フラミンゴが普通にいますからね。怖くは無いけどかなりビビります。ちょうど一周し終えて最後にハシビロコウを撮ろうとして、洗い場のようなところで杖をついたときに違和感を感じました。フラットな場所なのにやけに杖が滑るなーと。バードパラダイスから出て、広場でちょっと休憩することにしました。すでに餌付けタイムは終了してる(T_T)

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ハッシー遠かった(T_T)

気になって杖の先ゴムを見ると。まさかの貫通。すでにカーボンパイプが削れかかっている…。マジか。今更応急処置もできないし。嫌だけど仕方がなく歩くのです。はぁ、、、特注でオーダーした綾織仕様だったのに。ため息しか出ません。先ゴムめくれるとかどーなってんだよと。限界間近なのに全く気がついていなかったのが敗因でしたね。はぁ…。

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気を取り直して、目的の場所へ。新しくできた『レッサーパンダ館』へ向かいます。なんとか飼育員さんに場所を聞きながらやっと到着しました。が、食事の後だったので見事に爆睡中w コレはコレで見たことなかったので嬉しくなって写真撮りまくっていました。木の上でほんとにだらーんと手足伸ばして眠ってるんだと。コナツとヨモギね(*´ω`*)


まぁ、レッサーパンダは起きているときは結構動き回るので、撮るのが結構たいへんだったりしますから。今回はゆっくり撮れて良かったですね。コレだとちょっと望遠が欲しくなるなぁ…。70-350がますます欲しくなりますわな。トリミングして使うにしてもピントがいまいちだったりしますからねぇ。手前の木の皮とかに来てるような感じがする…。

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すでにヘロヘロ。水分補給もロクにしないで動いていたから、ちょっとくらくらしていた。その日は異常なほどの気温でシャボテン公園のシャボテンたちと相まって灼熱地獄と感じてしまう暑さ(;´Д`) お腹も減ってきたし。重い腰を上げて『森のどうぶつレストラン』へ向かうことにしました。中華や和食もあったけど、普通にレストランへ。


各席にバカでかいぬいぐるみが置いてあるレストランでカツカレーを注文。動物園の食事とか普通なのに高いイメージしかありませんが、歩く気力も薄れていたので、休憩がてらゆっくりと食事していました。何回もお水をお代りした。まぁセルフだったけど。ハイドレーションは夏仕様なので今は外していました。休憩時に飲めればとペットボトルを購入してバックに入れて持ち歩いていた。まさかこんなに晴れて暑いとか…。大失敗。

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すでに左足(健常側)は、筋肉痛&攣りかかっていました。慣れない装具で右足に負担がかからないように変な歩き方になっていた。しかもその右足の膝は歩くたび激痛が走るように...。コレって装具のヒンジジョイントの角度を変えてなかった事による反張膝が原因。しばらくぶりに装着した装具、履いていた靴も当時とは全然違うものだったからね...。


ヤベーな、宿着いたら調整しないと。装具の調整工具は常にかばんに入ってます。そもそも素人が触っていいものではないのですけど、自分の足のことは自分が一番良く分かるので、微調整はいつも自分がしています。ただ、今回は靴に入ったことが奇跡で角度調整まで頭が回っていなかった。そしてコレが見事に激痛となったわけです…。ただのバカ…。


休憩をしたあと満身創痍なカラダを引きずって、帰りのバスを確認しに出口へ向かいます。行きと同様に送迎を利用してバス停で時刻を確認すると。出たばかりの時間だった、40分以上待つことはちょっと耐え難い。目の前には大室山のリフトがある…。休憩が十分であったのと次のバスまで時間があるということで行くとこにしました。怖いけど…。

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障害者割引はないけど、シャボテン公園のチケット見せると50円引きで往復450円。障害者なのが分かると一度リフトを止めて安全に乗せてくれるのはありがたい。行きは上さえ見なければそんなに怖くはなかった。傾斜は付いているけど足との距離は殆どないのでちょっと安心。ただ風が強くて左右に揺られました。止まるほうが怖かったけど。


約6分で山頂に到着。快晴といっても富士山の方は雲があり見えはしなかったですが、さっきまで歩いていたシャボテン公園や伊東市の町並み、初島などがきれいに見えた。良いねぇ(*´ω`*) 風はちょっと強いけどかなり気持ちが良かった。山頂の売店横で写真を撮っていると、わんこと一緒にリフトを降りて、そのままお鉢参りをしているじゃない。

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なんだよ、そんなに楽ならオレも行くかと…。杖が悲惨、膝が限界とか忘れていたんだよね。筋肉痛だって熱中症が原因だって後になって知ったこと(;´Д`) まぁ、行っても約1km程度なら大したことないわーと、歩き始めたのです。杖は思ってた以上にしっかりとグリップできていた。濡れていたらすぐにツルンと行ってしまうけど濡れてないし。


膝と筋肉痛は結構ヤバめだったけど、歩けないってほどでもなかったので歩きました。360度パノラマです。歩いていて気持ちよかった。一部の手すりは右側だけで、この不安定な杖で歩くには不十分。後ろ向きになりムーンウォークしながら進み右側の手すりポイントをクリア。その後は息が上がるほどの坂道を必死に上がるとなんとか頂上に到着。

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結構な心拍数だったけど、なんとか乗り越えた(;´Д`) 富士登山に比べれば楽勝なんだろうけど、今の自分ではヤバいと思えるような感覚。もしここでぶっ倒れたりでもしたらどうなんだろうとかちょっと考えてしまった。かばんを放り出して水分補給をごくごくと。後は下るだけだし。時計を確認するとバスの時間に間に合うか微妙な時間だった。


まぁ良いか。ゆっくり土産でも見ながら休憩すればいいかと、歩きはじめました。下りは膝への衝撃が結構キツかったけど、上りより遥かに楽。途中でモップみたいなワンコたちに抜かれながらも、無事リフトに戻ってきた。時間的にはバスが近づいていることもあってすぐに降りることにした。また一旦止めて乗せてもらった。ただ、これってすでに載っている人にしてみると結構居怖いんだよね。それが下りだとなおさら怖かった(;´Д`)

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あともう少しでというところでバスが見えてくる。時間にしてあと3分。間に合うのか焦る。リフトを降りて猛然とダッシュ! のイメージw 必死に速歩きしてなんとか乗車できました。ぐったり。結局何も買わずに駅に向かうことに。17時頃に伺うと言っていたチェックインの時間に間に合いそう。途中で半額になっていた駅弁を購入して宿へ。


駅から10分しないくらいで到着したのが『大田区立伊豆高原学園』。伊豆テディベアミュジアムを知っているシュタイフ好きにはよく知られている場所!? まー、リニューアルしてからは吃驚するくらいキレイになっていました。チェックインを済ませて部屋に入ると、まー普通にきれいなんです。ベッドの布団カバーがちょっと残念でしたけど(^_^;)

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汗でびっしょりとなったカラダを洗い流すために風呂へ向かいます。なんせ平日の宿泊だから人が居ない。大浴場は2つあり、一つはスロープで入って行ける内風呂の『大室の湯』、内風呂とほぼ同じサイズの露天風呂がある『城ヶ崎の湯』。源泉は熱川温泉のようです。効能は神経痛。筋肉痛、皮膚病、リウマチ、内臓疾患、冷え性などだそうです。


どちらも一度も使われてない感じでしたので、露天風呂へGO!洗い場で汗を流し、早速露天風呂へ。装具を外して杖無しでギリ歩ける距離。ただ、湯船に入るときは手すりがないと絶対無理。内反でグキッと打ったまま悶絶して脂肪します(^_^;) 湯加減サイコーで筋肉痛の左足と、右膝を入念に温めます。熱川の日帰りよりちょっと薄い感じがした。あっちは源泉だったっけか。もう少しじんじんと来たような。さては薄めてるな…。


とはいえ、気持ちいいのは変わらない。暫く浸かって一度出て、また浸かってと。部屋に戻ったらバタンキュー。1時間位眠ってしまった。お腹が減って目が覚めて、テレビを付けてNHKを付けたりザッピング。まるで見るものがない…。こんなことならiPad持ってくればよかったと後悔。Wi-Fi環境が無いものだとばっかり思っていたからさ…。


駅弁食べてから、また風呂へ。途中、食堂を横切ると一組だけが食事中だった。それにしても客いなすぎ。相変わらずの貸切風呂でのんびりと疲れを癒やす。極楽極楽(*´ω`*) 天気は曇っていたので今日は寝るだけかな。晴れていれば天体望遠鏡の隣で星空を撮ろうと準備していたのに…。三脚クソ重かった。翌日は雨降るから傘もかばんに積んでいた。


今思うと、なんで伊豆高原に着いたときにロッカー利用しなかったのだろう。そのためにストラップだって持ってきてたのにね馬鹿ですわ。その日は早めに就寝。翌日は朝イチで朝風呂を堪能。バイキングと聞いていた朝食は泊まり客が少ないことを理由に一膳食に。チェックアウトまで散歩するかーと思ったら豪雨でしょ。戻って風呂入ろうとしたら終了時間…。えーと…。なにこれ。泊まる必要ってあったのかはわかりませんが、まぁね…。

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のんびりできたのは確かなので良いリフレッシュになったのではないでしょうか。装具の調整を済ませて膝へのダメージは半減したし、筋肉痛も随分と楽になった。本当は子供の頃に行った近くの吊橋に行こうとしたのだけど、雷も近くでゴロゴロ鳴っていたのでまっすぐ駅に向かいました。伊豆急行はクレカも交通ICも使えない現金のみですから。


前日に銀行見つけていたのでお金を予備でおろしていました。スーパービュー踊り子乗って帰ろーと少し贅沢なルートで帰ってきました。地元に昼過ぎに到着。近所の中華屋で食事を済ませて家へ帰るのですが、店を出る時にかばんに手を通して背負おうとしたらなかなか持ち上がらない。家ついたら何キロなのか確認しないといかんなと。クソ重かった。


家につき、そのまま体重計に載って、計測した体重とかばんをおろした体重を測ってみると…。9.1kgの重さだとわかった。お土産や着替えの分を引いたとしても8kg程度の荷物担いで動物園内やお鉢巡りしていたのかと…。ちょっと絶句してしまった。子供抱っこしたまま約10km歩いてたのか。片麻痺で満身創痍なのに。ただのバカじゃん(自慢乙w)


今回宿泊してわかったことが一つ。自分専用のマイ枕使ってると、違和感半端ない。そしてムアツ布団の違いも嫌って程よくわかった。寝ることに関して言うと自分の部屋がサイコーというのがね、よくわかった次第です。あと温泉と家で使うきき湯とは全く違うものでした。そもそも違うものなのだろうけど温まり方などは全くの別物。比べては駄目。


また、疲れたときにでも行くとしよう。今度は日帰りでいいかな。そういえば杖がどうなったかと言うと、作った当時は835mmでオーダーしていた記録が見つかった。グリップを外して実測したところ、約805mmになっていた(T_T) 10mm程度なら修復して戻すことも可能だけど。3cmはちょっと絶望的。杖も装具同様に旧モデルと使うことにした。


でも達成感はあるんだよね。富士登山でお鉢巡り出来なかったので、いつかやりたいと思っていた。でも現実は片麻痺になり気圧の関係で5合目でスタートすることすら厳しい。リフト乗ってかんたんに行き来できるけど、そこそこのアップダウンがあってお鉢巡りができたのは良い気分です(*´ω`*) なんか似たような場所、他にも何処かないかな。

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怪獣ヒドラは鳩のたまり場になってたよw

型を取ってきた(*´ω`*)

190918

カラダに馴染んでいた装具が壊れて一週間以上が過ぎました。悲しいね。以前使っていた装具は足底も厚く、とてもワイド。そして何よりも足先にかけて随分と余裕があり、合わせる靴が無いのではと心配をしました。それが無理やりですが現在履いているニューバランスMW1501だとギリギリ入りまして。まぁ、入っただけでしか無いのですけどね…。


一つ前に履いていた靴、ニューバランスMW585はウォーキングシューズということもあって、同じ6Eのウィズではあるものの少しだけ余裕があるように感じていた。サイズ自体も装具側が27.5cmで済んだこともあり、本来の26.5cmから1cm大きくなる程度だったので、装具用に2サイズを揃えず、27.5cmのワンサイズだけを購入していました。


でもおっさん臭に耐えられなかった。匂っていたわけではないのですが単純にこのデザインの靴を履くことがとても嫌でした。少しでも良くしようとパラコードでカラフルにしたけど、あまり格好よくはなりませんでしたから。コーディネートができるほどの服などを持ち合わせては居なかったものの、足元を見るたびによくため息をついていたものです。


また、これに戻るのかと思っていたら嫌だなーと…。物は試しで今履いているMW1501をあわせてみると、すんなりと入ってしまいました。TAPSなのに…。えっ? となってしまった。これはMW1501にしたとき、サイズを28cmに変更していたことが、どうやら良かったようです。あーよかった、これで暫くの間、耐えることが出来ると喜びました。

190919

ところが、翌日のぽっぷサロンへ出かける準備をして、バスに間に合うように靴を履き始めると…。入らない(;^ω^) 昨日入ったよね? なんで入らんの?? 汗が一気に吹き出してくる。エアコン切ってたこともあるけど、玄関の温度が一気に上昇…。必死にぐりぐりやって、靴べらで無理やりこじ開けて、無理やりはめ込みました。もーぐったり。


実は前日のテストのときは素足に装具をつけていたので、比較的スムースに靴に装着が出来たのですけど、たった一枚、靴下を履いた状態で装具を付けたら入らなくなってしまったのです。言うほど厚い靴下ではなかったのに。わずか数センチ? 数ミリ?? の厚みでベルドが大きく巻かれて隙間が無くなり、靴内部と靴下の摩擦で入らなくなるという…。


マジでビビりましたわ。今現在はシューレースを緩めて挿入口を広くしたので少しはまともになりはしましたが、履けたら履けたで、小指の圧迫感が半端ないのです。ちょっと歩くと激痛に変わることもしばしば。ちょっとしんどいですね。事前に装具屋さんに話をして、翌週にはクリニックの装具診を予約。会社の時間有給使って行くことになりました。

190920

装具自体はかなり古かったようです。2014年11月に今は亡き西早稲田東京都心身障害者福祉センターでRAPSを初申請。係の人が混乱する中(初物で混乱)なんとか翌年1月には完成品が手元に届いて歓喜していたようです。記憶が完全に飛んでます…。まー4年以上は使っているので、対応年数はクリアしていることがわかりました。対応年数3年ね。


その間、ベルト交換したり、ヒンジジョイント新品に交換してもらったり、色々やってもらいましたので、対応年数、大丈夫かなと心配してしまったのです。それ以外にも某所から極秘の耐久テストに参加したりしなかったり(;^ω^)と、正直良くわかっていませんでした。今を持ってしても何がなんだか。書いてもよくわからないので辞めときますw


クリニックではすぐさま型取りしてもらえるように準備をしてもらっていた。話をして、では次回型取りしましょとなると、かなり無駄。まるまる一週間無駄になる。しかも身障手帳で作るためには、区の福祉課へ行き装具屋さんからの見積書を提出。その後郵送で自宅と装具屋さんへ『補装具費支給券』が届いて、そこから装具が制作されるのです。


装具診が火曜日で、翌日の休みを利用して福祉課へ。装具が壊れて、今古い装具をつけて歩いてきたと。何度も転びそうになりながら歩いてきたと、泣きながら訴えました。早く支給券出せよと。タクシーで来いよって話かもしれないけど最寄りのバス停から結構離れているので、来るのは大変というアピールが有効だったりします(;^ω^)


そしたら翌日には支給券が届いているという…。ちょっとびっくりした。金曜日の夜に装具屋から連絡が入り「ひーるさん、なんの技つかったの?」と、とても驚かれていました。ただ、朝イチで行って半べそかいて訴えただけだと。お役所もたまにはやってくれるなーと少しだけ関心。その日のうちに許可取って発送してるわけだからね(・o・)


週末の3連休で今週の仮合わせは難しい。そもそも支給券がこんなに早く来るとも思っていなかったし、予定もあったので、仮合わせは来週の24日。そして完成品は10月入ってすぐですね。少しの辛抱だけど我慢しないといけませんね。今回制作しているものは強度もかなり高くなっているようです。今度は大人の事情で見せられないということはありませんので、楽しみに待っていただきたい。そもそも自分が楽しみで仕方がないですから。

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型取りしてもらっている時に、お願いしていた『SPS-AFO』を見せてもらった。これは東名ブレース版のオルトップと言えるようなもの。似たような形にはなっているけど、作りもアプローチも別物です。型を取りながら、椅子を少し斜めにしてバランスを取りながらカメラに収めた。義肢装具士を信頼しているからこそ出来る撮影法。怒られたけど…。


電話で話した段階でひーるさんには無理ときっぱりと言われていました。でも履いてみたいじゃないですか。靴の履きやすさは言うまでもないのですが、私にはまったくもって合わなかった。絶対的な強度も不足してるし、私の足自体がある程度の保持能力が無いに等しい。靴はめた時点でこれは無理だねと。部屋で素足で移動するときに使えるかなって。

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まー、簡単に言うと必要の無いものでした。内反抑えるのに有効だけど、そうならないように歩く術を身につけているのでね。とてもゆっくりだけど。必要ない。でもあれやってしまうとめちゃくちゃ痛いんだよな。頻繁に起きて悶絶されている方は購入してみてはいかがでしょうか。値段もオルトップと変わりませんので。セールストークはしませんが。


待ち遠しい。早く10月にならないかな。涼しくもなってくれるだろうし。涼しくなったら、約束した焼き鳥食べに行って、久しぶりの飲み? もあって楽しみでしょうが無いよ。でも、装具屋さん、私のカラダ見て太りましたねと一言。これ以上太ったら金属支柱だから痩せてくださいと言われた…。金属支柱だけはヤダ。食べないのもヤダ…。誰かー、この困ったデブをどうにかしておくれー。何食えば痩せるんだろう。謎だ…。えっ??

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