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重度脳血管疾患を経験済み。障害者手帳1級1種持ち。左手カメラで散策する、お花畑ブロガー

進化し続ける短下肢装具”RAPS”

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土曜日の夕方に短下肢装具のRAPSが無事に届きました。破損が見つかったのが9月6日。それから手続きをはじめ、連休を挟んだりしながら最短で制作していただくことは叶いませんでしたが、2、3週間はかかる「補装具費支給券」の申請が翌日には届いていたりして、トータルでほぼ一ヶ月で完成。やっと装具屋さんから届いたのです(*´ω`*)


本来なら、型取り、仮合わせ、完成と3週間見れば出来上がりで、装具診後に装着して帰るというのが通常。でも今回は仮合わせのときに出した私からの要望が100%通っていなかったのとベルト位置の調整などをお願いしたために、終わり次第郵送していただくということになりました。週末には装着して歩いてみたいと要望を出していたのですが…。


まぁ、土曜日でしたね。朝イチでヤマトに電話して、うちの荷物はないですか?と確認。朝イチの段階では届いていないと。昼便で届くようなら連絡しますと約束していただきました。すでにヤマトで送ると言われていた。その際、指定時間を聞かれていたので一番遅い時間を希望していたのです。最短だと金曜日の夜でしたからね。それが来なかった。


日曜日は天候が悪そうでしたので、せめて土曜日に届かないかと、朝から大騒ぎしていたわけです。でも土曜日の天気は暑かったですね。都心で30度オーバー。洗濯物を干していたわずかな時間でジリジリと。流石に無理だなーと。お昼すぎにヤマトから連絡があって14時頃にお伺いできると言ってきたので、お願いしますと伝えて正座して待機\(^o^)/


バカでかい箱で運ばれてきました。過剰梱包甚だしいです(;´Д`) やっと来ました。私の2代目RAPSが。7年目にして短下肢装具が2つというのは普通かもしれませんが、私の場合、回復期の退院時に身障手帳で装具が作れずに、急遽、治療用としてクリニックで保険を使ってTAPS(RAPSの前モデル)を制作していただいた経緯がありまして実は3つ目。


ただ、その間、内緒のゴニョゴニョがありましてそれ以上の数を使う機会がありました。まぁそれは夢の話ということで、実質は3つ。TAPS、初代RAPS、2代目RAPSという感じです。これまでの流れは旧blogに掲載していますのでお暇な方はご覧くださいませ。愛に溢れた内容になっていますので(*´ω`*) カーボン支柱の短下肢装具に萌えています。

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さて、二代目となって何が大きく変わったかといいますと、一番の大きなポイントして踵を抜いてもらいました。これはゴニョゴニョ時代の経験でRAPSで抜けるだろうと強く義肢装具士に圧力をかけましてw ゴメン。体重がーと言われても大丈夫だから、なんかあったら自腹切るから何も心配しないでと。痩せるからお願いとは言っていない(;´Д`) ただ抜くための強度は十分取れるような仕上がりになってます。この辺りは次回で詳しく。


RAPSの唯一の可動部であるヒンジジョイントは、登場してから見た目は余り変わってはいないけど、ちゃんと耐久性を高めながら日々進化しています。ちゃんと使用者のデータが会社にフィードバックされているということがわかります。私が初代RAPSを使っていた当時はヒンジジョイントのRAPSの文字の下に”4H”と小さく書いてありまして。

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気が狂ったように歩き続けた結果、ヒンジジョイントが削れすぎたために修理に出した際、戻ってきたのは”5H"にバーションアップされていた。見た目は変わらないけど素材等が変わっていたのだと思います。義肢装具士曰く強度が上がっているとのことでした。今回の2代目はというと、なんと”9E”。なんでや...。どんだけアップデートしてるんだよ。


それだけ、地道に改良がなされて来ているのだろう。決して訂正時の三角記号の意味では無いですから。そしてRAPSの文字の後に謎の『H』という文字。ラプシュ? まさか私の為にhealxheelの頭文字のHを使ってくれるとは。感無量だね。実際問題、貢献してますもん東名ブレースさんには。当時、TAPS時代を始めRAPSに至るまで、ネットを通して情報を提供してきた。情報源は無かったけど自分のインプレッションなどを下手なりに。


その結果、TAPS/RAPSの制作に携わっている藤田保健衛生大学の沢田光思郎先生(現在は京都府立医科大学リハビリテーション医学教室の医学長さん)とも知り合いになれましたし、東名ブレースの本社にも知られるようになったしね(*´ω`*) もちろん、この装具が私自身の足にマッチしたことから始まったわけですが。まー、運命的な出会いです。


それはそうと問題の『H』は何か。HYPER? HEAL?? 答えは『HARD』の意味だそうです。つまらん、お前の話はつまらん…。よく見ると、よく見なくても分かると思いますが、ブリスタフェンダーと化していますよね。シャフトも長く…。あれ?? 変わってない。長さも径も変わってないということは...、ヒンジジョイント自体がスリムになっているということか! スリムになって強度が増している…。HARDよりHYPERだよな。

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ただ、これは通常モデルに『H』は付かないようです。これは活動量が多い人や、私のようなデブ、80kg手前用のヒンジジョイントなのだそうです。デブで活動量が多い私には最適ですね\(^o^)/ やっぱりHEAL(デブ)のHとして呼ぶことにするとしよう(T_T) それにしても巨大化したと思ったら逆にスリムになっていたとは。ちょっと驚きました。


凄い進化してるじゃないですか。他の装具メーカーはどうしているかわからないけど、一つの名前で少しずつバージョンアップを果たしているのって他にあるのでしょうか。私自身が、初期の段階でコレは合わないやと見切りをつけた装具達。実用的で安価なプラスティック装具やお洒落さんが欲しがる装具など、常に進化し続ける装具ってあるのかな?


ただ、現実は所詮装具くらいとしか見られていないのだろう。クルマやバイクのようにコレが好きと自ら選んで購入出来ないということもあるし、何よりも数が少なすぎる。義肢装具士によっては残念な当たり外れはどうしてもあるし。そもそもカッコイイからコレ使お。となってもまるで合わないこともある。2スト乗ってみたらエンブレ無くて突っ込みそうになったとか。まぁそんな感じです。装具は自分の病状に合うものが一番ですから。


RAPSは靴が入らないとか言われる人が多いです。っていうか装具自体がそもそも通常の靴を履くことに苦労します。RAPSに限らずね。重度の麻痺患者はまず普通の靴は入らないです。比較的麻痺の軽い人向けには通常の靴が履けるものがありますけど。正直、羨ましく感じることはあります...。でもRAPSでさえ、ちょっとした加工で少し大きいサイズになりますけど、ギリで履けるものがあります。その辺りの事など次回で紹介します。


今回はここまで。っていうか書いているのが日曜日なのでインプレッションが出来ていない。せめて土曜日に届いていたらね…。このあと月曜日になったら毎回恒例の重量チェック。そして拘った箇所などを紹介できればと思います。早く歩きたい。すでにhealネジは装着済み。まだ一箇所だけ攻めきれていない箇所があるので、それも含めて会社で加工するとしよう。言い出したらきりがないけど。自分の相棒ですからしっかり拘らないとね!


先日、DMで京都在住の蒼さんから連絡が来た。装具検診で沢田先生に会ったようで、私の名前を出して心配していると言っていたそうです。blog読んで破損したのを知ってくれたようでして。随分前にお知り合いになったのに、今でもたまにblogを読んでくれているのって、とても嬉しいです(*´ω`*) ありがとうございます! 先生、カッコイイの出来ましたよー!! また京都遊びに行くので、そのときは是非ともお茶でもお食事でも!!

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