2月9日、ひとまず無事に接待が終了した翌日。普段どおり起きることが出来てしまったので、そそくさと準備を始めることにした。一泊分の着替えをバックに詰め、三脚入れてレリーズなどをポーチに詰めて準備万端。起きたのは6時ちょい過ぎ、仕事行くのと変わらない。飲みすぎてたら起きれないと思っていたのですがすんなりと起きれちゃった。
前日、飲まなかったわけではないんです。これでも頑張ったほう、ハイボール2杯飲みましたから。それでもグワングワン。ほんとアルコール飲めなくなりました(T_T) でも朝はスッキリ。実質的には飲んだ量は少ないわけで、ほぼ影響がありませんでした。その分食べてたので胃袋はパンのパン。しばらく何も食べたくはない雰囲気でした。ゲフー…。
一泊二日で、昨年末に見舞いに来ていただいた親族のいる浜松へ向かうことにしました。ついでに祖母の墓参りと従兄弟に会えればいいなーと。で、少し前に予約をしていた東急ハーヴェストで一泊して、翌日に墓参り＆顔見せが出来ればと。宿のチェックインが15時なので全然余裕。新幹線に乗れば2時間で余裕に着いてしまう。ちょっと面白くない…。
過去に毎週のように富士まで鈍行使って遠距離恋愛していたので、浜松まで4時間ちょっとの旅でもたぶん苦にはならないだろうと、のんびりと行くことに決めました。早速、路線チェックをしてみると、川崎からアクティー使って、熱海から興津、興津から浜松と東海道線で2回乗り換えと、まーそんな感じ。片道、手帳使えば2250円という驚異の安さ！
新幹線使えばあっという間に着くけど、着いてもどこかへ行きたいとか、目的があるわけでも無いし…。観光って言ってもどこか行く所ありましたっけ、浜松…。その周辺にはワタシの大好きなヤマハ発動機のミュージアムが磐田にあったりして、歴代の0Wシリーズが見たいっ、となるのですけど…。今回は目的が違いましたから、次ですね＼(^o^)／
最寄りの駅で乗車券を購入して川崎に向かいましたが、どうやら東海道線が人身事故の影響で遅延しているようで、予定を立てていたものが全てパー。時間的には余裕があったので心配はしていませんでしたが、そこは臨機応変に…。たくましくなったな。高次脳機能障害はこんな状況に陥るとパニックに。なりたての頃は旅を取りやめてたと思うのよ。
それが今ではなんとかなるっしょ。ほんと強くなったわ＼(^o^)／ 結局、快速アクティーは20分くらいの遅れだったので、熱海までのんびり行くことに。ただグリーン券(850円)は購入して、車窓を眺めながら向かいました。熱海に着くと3両編成の車両が待っていまして、興津行きではなく静岡行き。これも違うかと。まぁ良いや、のんびりとね。
本当は興津出身の上司がいたので記念写真撮って送ろうとしてたんです。やっぱりなんもねーｗと。いつも降りていた吉原を過ぎ、静岡に到着。今度は浜松行きではなくて島田行き(´・ω・｀) またかよと、そこまで刻まなくてもいいだろうと。島田の知識が皆無なのでスルーｗ 島田からやっと浜松行きに乗って無事に到着。ほぼ予定時刻に到着した。
本来はその先の鷲津駅（ホテルのシャトルバスが来る駅)まで行っても良かったのですけど、久しぶりの浜松でしたので少しだけ散策して、夕食のお弁当を買うために立ち寄りました。なんか10年くらい前に来たときとイメージがまるで違う、改札出ると、うなぎ弁当の販売が数店舗あったのが、今では全く見当たらず…。思わず改札で訪ねましたよ…。
たしかに昔はありましたが、現在はキオスク内にあるだけですねと。残念だな、あの雰囲気が好きだったから。発泡スチロールの弁当箱に入った浜名湖産のうなぎ。手作り感がなんとも言えず美味しかった…。それが無いと楽しみが半減してしまったよ。キオスク内で山吹のうなぎ弁当を購入。後で知ったんだけど、浜名湖養魚漁直営店も同じフロアに入ってたんだ…。多分当時はこの浜名湖養魚漁のうなぎ弁当だったはずなんだよ(T_T)
悔しい…。次回行くときは必ずチェックしておこう…。夜食分を確保したので、少し遅めの昼食を取ろうと彷徨ったものの、休日だったこともあり何処も混雑してた。浜松餃子には長蛇の列、うなぎも然り、駅ビルのレストランに向かえば店舗前の椅子で待つ客ばかり。浜松やべーな、何も食えねーと。場末の中華料理でいいと探しても見当たらない。
やっと立ち食いというか座って安く食べられる蕎麦屋や見つけて食べることが出来た。カレーそばなんだけど、なぜかもやしが盛られていた。浜松餃子意識しすぎだろ…。シャトルバスの時間が近づき鷲津駅に向かう、のですが、危うく静岡行きの電車に間違えて乗ってしまうところだった。前日のおっちょこちょい子さんと同じことするとこだったよ…。
鷲津駅は何もない。天気は良かったけど風がとにかく強かった。シャトルバスは10分前になっても来ない。ちょっと心配。3分前でも来ないからホテルに電話して、鷲津駅で時間が間違いないことを確認。そしたら時間丁度に来やがった。普通さ、せめて5分前には来てるでしょ…。シャトルバスには私ともう一組の家族連れ。乗り心地は最悪でした(T_T)
4時間も電車乗ってけして楽ではない環境で酔ったりすることは無かったのですけど、まさかシャトルバスで酔うとは思いもしなかった。ディーゼルエンジンは最悪。40分後ホテルに到着。東急ハーヴェストホテル浜名湖。一泊3960円。まー安い。会社が会員なのでこの値段らしいのですが、私の場合、ポイントで更に1000円安く泊まれた。ラッキー。
たださ、私の姿を見て機転を利かせてくれたのはありがたいのだけど、ちょっとイラッとしたことがありました。ロビーを中心に北側と南側に客室があるのだけど、改修工事のため北側には防護マットが張り巡らされている。受付の人が私の状態、片麻痺で杖持ってる姿から、できるだけ歩く距離の少ない北側の部屋を取りましょうと言ってきた…。
あのさー、誰が好き好んで防護シートで覆われて景色も見れない部屋に泊まりますかねぇ…。その時は、きっぱりと拒否。嫌ですと。予定通りはじめの部屋にしてくださいと伝えると、歩く距離が結構ありましてご不便ではないかと…。不便かどうかは自分で判断するし、歩く距離が問題だったら、予約の段階で真っ先に伝えているはずだよねと。
失礼しましたとなって、予定通り眺めの良い方の部屋に泊まれることになった。なんだかねー。翌日の朝食でもあったんだけどさ。ビュッフェの場所から一番近い場所に席を取りましょうとか言われて、お前バカかよと正直思った。湖沿いで食事するテーブルも景観の良いスペースに配置されている。早い時間に来て、のんびり朝食をとりたいのにさ。
目の前に料理の乗ったテーブルと、それらを取りに来る別の客がわんさか来る横のテーブルで、誰がのんびり食事をとれますか。なので、いやいや、景色のいいところが良いので別のテーブルにしてくださいと伝え、窓側の席にしてもらった。ぶっちゃけどーでも良いのさ。そんなことに気を使うくらいならバイキングカートぐらい用意してくれよ。
東京から一人で浜名湖まで電車で来てるんだぜ。心配される筋合いはないんだよ。なんでも障害者だから何かお手伝いしなくては、という気持ちはありがたく貰っておく。ただそれだけでいいのよ。サービス業なら、もう少し考えてほしいですわ。一番の目的は旅であって、介護が目当てじゃないんだよね。絶対的に綺麗な景色が最優先なんだよな...。
その日は風がとても強く気温もプラスマイナス0℃を行ったり来たり。夕景を撮るためロビーから三脚持って外へ出ると、湖を伝わって極寒の強風が襲ってくる。今現在最高の防寒装備をしているにも関わらず、歯はガチガチ、レリーズもカメラ本体に挿す事が出来ない…。手が震えてね。それでもなんとか撮ろうと試みたけど、イマイチでした。日が落ちる瞬間の光芒が出ませんでしたね。ほんとがっかり(´・ω・`) てか限界でした。
ある意味その日のメインであった夕景の撮影が不発に終わり、自分の部屋へトボトボ歩いていると、部屋の反対側、駐車場方面にとてつもなく綺麗な月が出ていた。でも、外の寒さを知っているから、改めて三脚立ててという気分にはなれなかった。部屋に戻っても体の冷えは収まらず、まだ寒さで震えてる状態。暖房全開で適温になじませていた。
やっとカラダが馴染んできたら、ひとまずお風呂に入ってきた。一番怖かったのはヒートショックでしたから、極寒の状態から風呂とかちょっと怖かったですからね。湯船に手すりさえついていれば、洗い場から湯船の距離までなら装具無しでも歩けますので。部屋で装具をつけずに8年間過ごしてきましたから。短い距離なら手すりなくても大丈夫。
気持ちよかった。大きな風呂は気持ちいいです。ただ小さな子供が多くいたので長く浸かるのはやめました。プールと勘違いしているのと、プールで子供がすることっていうと…。まぁ察してください。嫌な予感がしたのですぐ出てきてしまいました。休日なのにも関わらず、宿泊されている人は多かったですね。ほぼ満室だったんじゃないかなー。
伊豆高原で泊まった区の施設は貸切状態で温泉も気持ちよかった。でも、東急ハーヴェストは会社の家族連れが多い、料金も安いから休み取って来るのだろう。場所と時期を考えて利用しないと。夕飯は買ってきたうなぎ弁当を食べまったりと強風の浜名湖を眺めていた。食事バイキングで5千円とか払えんわ。宿泊代より高い食事なんて...。絶対無理。
というわけで、前半はここで終了。書き終わる気配がないので。これは記憶力を試されています。2週間前のことを思い出しながら、時には撮った写真を見て何やったんだっけとか、必死に思い出す訓練をしているわけです。後半は3週間前になりますか…。心配だな。うーん、たぶんなんとかなるかな。思い出せ、思い出せ、思い出せー＼(^o^)／
