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重度脳血管疾患を経験済み。障害者手帳1級1種持ち。左手カメラで散策する、お花畑ブロガー

規則性が必要なカラダ(T_T)

210316

ここ最近、なんとなく変な感覚に陥ることがあって、あまりいい気分じゃない時がある。カラダの些細な出来事にいちいち過敏になっているせいもあるのだけど、とても嫌な気分になる。そのたびに落ち込み具合が半端なかったけど、少しでも耐性をつけるために、自分なりに努力をしてきたつもり。発症後3年経った頃からちょくちょく苦しんでいる...。


それが自律神経の乱れが原因ということがわかり、そのきっかけになっているのが、俗に言う『天気痛』という、ようは気圧の問題。気圧が下がってるだけではなくて、前線の通過時だったりと、いちいちカラダが反応することがわかりました。これまでは原因がなんなのだろうとわかりませんでした。病院行っても問題無しで帰らされるだけでしたし...。


しかもこれまでヤブだろうと思えるクリニックやドクターへの不信もかなり増えましたよ...。一人で調べて行くのって勇気いりますよね(;´Д`) 違和感があるのはそれらの天気痛とは違うところでして。腰回りがね。よく”腰が抜ける”とか言うじゃないですか。そこまで大げさじゃないのだけど、一瞬、フッと抜ける感覚たまにあってちょっと嫌なの。


先週、会社でトイレに入って、久しぶりに大きい方を済ませた(この障害になってからは常に便秘)。やっとだよと喜んだのもつかの間、腰? 背中がおかしいのです。便座から立つのにちょっと時間がかかった。腰の筋肉が痙攣してるようなのです。少しでもカラダを回そうとすると、いちいちピクついてビクンと(;´Д`) 足攣ってるような感覚が続く。


それが痛みになることもあり、とても煩わしい。席に戻って収まるのを待っていたけど定時までそれは収まらなかった。こりゃ駄目だと翌日の午前中に整形外科行ってくると、時間単位年休をもらって、その日はタクシーで帰宅。タクシーチケット余ってたw ぬるめの風呂でファインヒートに浸かり、痛みらしきものが引くかなと。ちょっと入念にね。

210317

翌朝は、まだ変なハリが残っていて、カラダを回すと少し変だったので。整形外科へ行くことにした。うちの辺りの整形って何処も9時からで、ちょっと時間があった。前の日にgoogleマップで整形外科を検索。うちの近所で1件、職場近くで1件、かかりつけ医の近くで1件見つけた。うちの近所は以前、膝を痛めたときに診てもらったがありましたが...。


多分、カルテ残ってないから初診扱いだろうなと。そうなると1時間から2時間待たされる、確実に。ここでリストから消える。次に職場近くのクリニックはというと、できたばかりで新しいのだけど、悪評が多すぎて引いた(;´Д`) 受付とかじゃなくてドクターが何もしないとか、放置されたとか...。狂ってるわ...。これも消えましたよ\(^o^)/


最後がかかりつけ医側の整形外科。評価も高くいい感じ。初診での待ち時間はわからなかったけど収容キャパ数考えたときに、大した数にはならないだろうと、そこへ向かうことに決めました。タクシーを捕まえて15分前に到着。扉の前には椅子が5つほど。先客におばあちゃんが一人で私が二番目。陽キャだったら話かけるのだろうが私は陰キャ(^_^;)


時間が来て中に入ると、来た順番で診てくれるっぽい。順番通り呼ばれ、ドクターと話す。昨日会社のトイレで用を足したところでおかしくなったと。ふんふんとうなずき、痛みの位置を聞く、その後レントゲン撮りましょうと隣の部屋でテキパキと。ドクターが一人でやってる感じ。段取りに無駄がなく会話もちょっと早口、でもわかりやすかった。


評判がよく、患者も次から次へとやってくる。自然とこうなったのだろうな。効率の良いクリニックだった。レントゲンの結果、腰骨変化ないか、椎間板すり減ってないか、ずれてないかの確認などしていただいた。骨は問題はなく、私が示した場所の筋肉に負荷がかかっている、麻痺の症状。整形というより麻痺の症状だねと。今、脳外は何処行ってる?というので、すぐそばのかかりつけ医と伝えると、では一度診てもらうべきとなった。


改めて録音した会話を聞き直すと、的確で説得力のある信頼できる良い先生だったと。時間はまだ9時30分を過ぎた辺り、時間的にかかりつけ医にも寄れるなと、すぐさま向かう。タイミング的に患者のいない時間帯に偶然あたり、すぐに呼ばれた(*´∀`*) 改めて腰がー、痙攣がー、整形でー、と説明。それじゃ、MRIやろうぜ! と阿吽の呼吸w


内臓も診てほしいというとMRIは動きのあるものが苦手なのよと。知らなかったー。というわけで、本日の午前中、頚椎疾患がないか、腰から胸椎レベルまでMRIを撮ってもらうことに。いつもは頭だけど、どうやって撮るのだろう。ちょっとワクワクしているのも事実。これで原因が判明でもしたら大騒ぎだろうけど。なにもないと良いのだけどな...。

210318

先週は仕事が厳しかった。けして日程がタイトなものではなかったのだけど、混乱しミスを犯してしまいましたよ...。基本、致命的になるような作業自体やっていませんので安心ではあるのですが、自分の任されている作業自体はミスしたくないじゃない。長期的な作業は、3Dで図面通りパーツを作り(彫刻等も3Dで再現)、各パーツをアセンブリする。


組み上げた3Dモデルを連携ツールで2Dの図面を起こす。彫刻も実物にほぼ一緒となり再現性の高い2DCADとなる。というのが私のここ最近のお仕事。この会社来てから7年?も経つと、ある一部の作業は私に任されるくらいにはなりました。ポンコツながらよく頑張ってますわ。これまで未経験の仕事内容でしたから。環境が良かったしね\(^o^)/


ただ、先月末からの新たな仕事で、ある協力会社とのOEM製品が新製品として、次回のカタログに載せることになったので、これまでとは違う段取りで作業することになりました。その相手先のCADデータがはっきり行ってゴミすぎて、担当の参事が半べそ書きながら私に仕事を振ってきた。できませんと言うことはないのでやり始めるのですけど...。


これがほんとひどいの。40種近い製品のCAD図をうちのCAD図(CADソフトが違う)に置き換えるのです。大抵のCADで開けるDXFファイルをウチのCSDファイルに置き直す作業。これが簡単に行かないのよ...。モデルが崩れてしまうことがあり、地道に確認をしなかればいけない...。協力会社のデータが正しければ何も問題がないのだけど(;´Д`)


まー、ありえないくらい酷かった。悪いけどCADオペレーター呼び出して説教したいわ。統一性に欠け、誤記は当たり前。本来あるパーツが付いてなかったり、勝手に断面になってたりと。吐き気がしたよ。その度、修正依頼を出してもらい修正データを待ちつつ、通常の業務をやっていた。心が落ち着くのよ。自分の決められた仕事が出来るのは。


高次脳機能障害で大事なのは規則性なんですよ。決められたことをやる、何処にファイルに〇〇の変更をして、決められた場所へ決められたファイル名で保存。とか。規則性に沿ったことは、覚え始めは大変かもしれないけど、一度覚えればそうミスを犯すことはない。ある一定の時間が過ぎると綺麗サッパリ忘れるので段取りを文字起こしするけどね。


でも規則性がなく、臨機応変にやるということが、非常に難しくなってしまった。次から次へと間違いが見つかり修正依頼を出し続ける。先にも書いたが40種近くのファイル名の中から、その修正ファイルを見つけては修正を繰り返すとか。すでにお腹いっぱいになる。ところがその修正分が更に間違いが見つかったりすると、どれだったかわからなくなりパニックに。ファイルにしても上から順番にやらないとわからなくなるというのにね。


そんなグダグダで段取りがメチャクチャなときに完成させたファイルを紙で出力、チェックをしてもらってワークスペースに保存するという作業でミスを犯した...。紙で出力前にファイルの保存をしなければ行けなかったのに、どういうことかわからないけど、訂正したファイルが保存されず前のファイルが承認される手前まで行ってしまった(;´Д`)

210319

参事も同様に混乱していて、私がこれまで一切やっていなかった処理を、私がやったものと判断してて、話をしてても全く噛み合わずにお互いが混乱...。これやられると私のような高次脳機能障害持ちだと、何を信じて良いのか混乱する。これまでやってきてたことがやれていないのか?いや、やってたよなとか。記憶がない分、何がなんだかわからない。


そもそもその日の夕食後に飲む薬。飲んだよな? いや、飲んだっけ? 飲むことすら忘れてるとか(;´Д`) そんなおじいちゃんが理解できるわけがないのよ。部長さんはある程度、理解してくれてるので仕事の振り方などは、とてもやりやすいように気を使ってくれているが。他の人達は高次脳機能障害という脳の病気を言うことをあまり理解してくれていないような気がする。普段の接し方が普通見えてしまうから仕方がないのだけど...。


会話の中で瞬時に理解することも出来ずにポカーンとなるし、会話がうまく行ってても、聞き慣れていない新しい言葉が出るとまたポカーン( ゚д゚) 同じ悩みを抱える人達ならわかる! となるのかもしれないけど、健常者にしてみれば、すぐさま反応が帰ってこないようじゃ話す気も失せるだろうね...。面倒くさいじゃん。その気持ちよくわかるんだよ...。


せめて普通でいよう。周りの雰囲気を壊さないように気を使って笑ったりしてるけど、でもそれが精一杯でもあるのよ。自分の状態をアピールすることもできず、助けを求めるとこもできず、うまく言葉で伝えることが出来なくなってしまった。せめて笑うくらいしかできないんだよ。理解されないから仕事しない・できないというのもわからなくもない。


でも、そんなこと言える余裕なんて私には何処にもないよ。余裕? とか違うかもだけど、何もしない時点で良くなることは絶対にない。高次脳機能障害は。出来ることが少なくなったとはいえ、頭が溶けるほど、血反吐を吐いても続けなければいけないこともある。結果はどうあれ2D、3DCADまで出来るようになった。入社時には考えられないわ。


しかも左手のみで。嫌でも順応しようとするのが人間。絶対に楽したいじゃない。楽に出来る方法探すでしょ(*´∀`*) 別に他所の人に理解される必要はない、理解されないし。それなら自分のことを理解することに向けたほうがどれだけ良いか。まずは自分自身の快適化計画を推し進めてみてはどうだろう。私は高次脳機能障害片麻痺(利き手の全廃)のハンデがある。でもそれがハンデと思われない行動を心がけるようにしているかな。

210320