goodluck+

重度脳血管疾患を経験済み。障害者手帳1級1種持ち。左手カメラで散策する、お花畑ブロガー

大人(片麻痺患者)の修学旅行 vol.2.01

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vol.1の続きから。

待ち合わせの場所に現れたのは、おなじみの赤い車。シャア専用蒼さんが登場。久しぶりーとご挨拶。とりあえず駅行ってーとお願いして、渋滞時間のなか、面倒くさい方向へ向かわせてしまって申し訳なかったです...。駅に戻る途中、先程まで歩いてた場所を通り過ぎると、ここ歩いたよーと。歩いた自慢アピール。そして燃え尽きる前の空元気...。


京都タワーを眺めつつロッカーに向かい、途中トイレ行ってカラダを軽くしてきました(;・∀・) このあと何が待っているか分からなかった。食事の話ね。時間は少し遅れて19時過ぎにチェックイン。その間、蒼さんは一旦自宅へ帰り、飲める体制で戻ってくるとか。20時ころに連絡があり、ロビーを出ると、そこにはなぜか車がある。あれ!?


すると後部座席から蒼さん登場。助手席を開けてどーぞと。え? わからない...。運転席を覗き込むと...。でたーーー、家人出たーーーwww 後ろ向くとムスコ氏居るじゃん。やべーな。こんばんわーと挨拶して、ムスコ氏に合格おめでとうと伝える。その後の会話はリアルな京都弁。おぉ本物だー(当たり前)って。しばらく走ると目的地に到着。


ぶっちゃけた話、一番逢いたかったのはムスメちゃんだった。男どもはどーでも良かった(;・∀・) でもそのムスメちゃんは卒業記念の食事会だったようで、残念なことにお逢いできなかった(´・ω・`) さて、到着した場所は蒼さんが以前から気になっていたお店。『二条城南居酒屋 チドリアシ』雰囲気がとっても良さげなお店でした(*´ω`*)

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席につくと、目の前のお酒に歓喜する蒼さん。キンミヤあるやん←って言ったかわからない(方言) 京都で滅多に見かけないとか。焼酎なんて「いいちこ」ぐらいしか知らない私にとっては、へー、と。そっけない返事。何かゴメンね。その後はオススメのおでんやら、ホタルイカや、カツオのたたき、賀茂なすなどが一手間加えられて登場する。


どれもうまいやん!←エセ関西人登場。なんか幸せな時間でしたね。普段であればウトウトする時間でしたが、蒼さんとの楽しい会話。内容はぶっ飛んでますけど。楽しかった記憶は残っている。ムスメー、ムスメーとうるさかったようで、卒業時の作文を見せてもらうと、読み始めてウルウル。既に前兆はあったんだな。今思うとそーかそーかと。


綺麗な字で書かれた文章に感動しつつ、涙がホロリ。ええ子や、ほんま(ry でも、最後の一行で二人で大笑いしてしまった。アレは反則だ。ムスメちゃんのプライバシーに関わることなので書きませんが。まさしくプライバシーポリシー云々の話だな。初日の終わりには良い締めになりました。蒼さんが若い店員を逆ナンしてたのには驚いたけど( ゚д゚ ) その後はタクシーで、送っていただいて解散。翌日は身も心も捧げることに...。えっ?


疲れているはずなのに結構早く起きた二日目の朝、そういえば路面電車が走っていると言っていました。でも普通の線路にしか見えず、路面って感じではなかったんです。念のために持ってきてたiPadで調べると。ホテルが無料Wi-Fiで助かった。京福嵐山本線(通称:嵐電)の西大路三条駅から蚕ノ社(かいこのやしろ)駅までが路面のようなのです。


まだ、雨が降ったり止んだりしている時間、6時30分くらいにホテルを出て、四条大宮駅に向かいました。ホテルから5分位の始発駅。古い車両があったので写真を撮りつつ電車を待つと。可愛らしいのが入ってきました。相変わらず乗り方も降り方もわからない。困るね。まだ時間も早かったので見て回ると。出る時に払って、そしてブザー押して降りることがわかりました。電車の感じが全くしないね。まんまバスですやんかいさー...。

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私は蚕ノ社駅ではなく途中の「山ノ内」で下車しました。ここは駅と言って良いのかどうか...。前日、蒼さんが意味わからんと言っていた場所に降り立ってみたかったのです。片麻痺患者、史上初上陸、かどうかはわかりませんが...。まじヤバかったっす。幅がギリでカニ歩きしか出来ません(-_-;) 通り過ぎる電車も車両も目の前通るし。頭おかしいよ...。


反対側のホームに移り、帰りの電車を待つと、一時的にポツポツと降る。ウインドブレーカーのフードを被り待つのですが、なかなか来てくれない。その場でじっとしているだけでも大変なのに。平均台のようなホームでは少しでも足を動かそうものなら、足を踏み外して確実に骨折、もしくは捻挫で動けなくなります。しばらく試練が続きました。


遠くの方からやってくるのが見えて、カメラを構えます。既に限界が近いので視線を電車に向けると、フラフラと揺れます。杖自体もウインドブレーカーのポケットに引っ掛けただけの状態。電車が侵入してきたら確実に持っていかれてしまう位置にありました。連写していましたが、電車が近づくに連れカラダが反り返って居るのがわかりましたもん。


ホテルに戻り、美味しい朝食を済ませしばらく待機。デートの相手をしばらく待ちます。10時30分を過ぎたあたりに、着いたとのメッセージ。今日は家人もムスコ氏、ちょっと期待してたムスメちゃん居なかった(´・ω・`) まぁ、デートだからね。仕方ないよ。家族同伴とか...。その日は2つのメインがありまして。まずは1つ目に向かうのですが...。


桜見に行こーぜと。早咲きの桜が見れるというのです。前日、歩いて回ったときは一つも咲いていなかったので、ちょっと半信半疑でしたが...。途中、雰囲気のある京都府庁護王神社(イノシシ祀ってる)、レンガ造りの格好いい教会を見ながら、京都御所の横を走る。やたらデカイ...。某沢田先生に会えたら一周してみようとか思っていましたからね。

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目的の長徳寺に到着。途中、クルマをUターンさせるため、叡山電鉄本線の線路を渡った時に見えた出町柳駅、格好いい電車(ひえい)が停まっていまして、一瞬、疼きましたが、我慢しました(;´Д`) 鉄分ちょっと高め、病気かな。一度検査してこよう...。長徳寺の桜はオカメ桜と寒緋桜の2つの種類があるそうで、私達はオカメ桜を撮りました。


まー、快晴であればいうことなかったのですけど、まだ曇っていましたからね。なかなか”映える”写真は撮れませんでした。腕の問題ですね。花とかどーやって撮って良いのか未だにわかりませんもの...。それからランチをする場所へ向かうのですが、また出町柳駅の前を通過する時に、ちょっと見てくるとわがままを言うおじーさん。鉄分高いって...。


残念なことに、ひえいは出てしまった。ランチの予約時間が近づいていたので諦めてお店に向かいました。クルマを駐車場に止め、お店に向かって商店街を歩くときに、蒼さんが変なことを言っていた。最近来たような素振りの会話。その時は気づかなかったのですが、その理由が後でわかります。開店前より少しだけ早くに到着しました(*´ω`*)


鴨川と高野川が合流する場所、出町桝形商店街からすぐの『出町 ろろろ』。以前Twitterで蒼さんが予約取れなくて、キィーッとなってたお店。ともに初参加です。古い建物を改装した、雰囲気のある店内にはカウンター8席? とテーブルが大小一つずつ? に分かれている。蒼さん曰く食べるもので別れてんじゃない? と。懐石の人用なのかなーって...。

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ろろろには私達が頂いた「ろろろ弁当」(20食限定)、そして「ミニ会席」(要予約)がありまして、懐石のほうがちょっと高いのですよ。京都来る前にどちらが良いか聞かれた時に弁当で十分ですと伝えていました。前日のハンバーグより安い金額でこんなに美味しいものが食べられるとは、思っていませんでした。まじでコスパ最強です。コスパって言葉自体使ったら失礼と思っちゃう。東京でも食べられるかもしれないけど、この金額は驚異。
※頂いたのがミニ会席の方でした...。あぁ、もう泣きたい...。蒼さんごめんなさい。


基本は、おばんざいなんですけど、使っている野菜が、全て京都大原の無農薬野菜なのです。歯ざわりシャキシャキ、人参なんて旨味が凝縮されていて美味しいこと美味しいこと(*´ω`*) 間抜けなことに、メニューを撮り忘れてしまったので、何を食べたかはわからないですけど、美味しい食感はまだ思い出すことが出来ます。人参の甘みが(^q^)...。


土鍋で炊いたご飯に、かき揚げ、黒胡椒がアクセントになった、だし巻きのあんかけと、まだ来るのか、やべーなと。本当に幸せな時間を感じることが出来ました。食べることに夢中だったので、蒼さん、暇を持て余して隣のお客さんと話し始めちゃう...。何かスゲーな、よく話すイメージはあったけど、スキあらば話に入って打ち解けているという...。


才能なんだろうな。とても真似できないわ。人が怖いから...。まー嘘ですけど。流石に見知らぬ人とは自分から話しかけることは無いですね...。年末の魚久女子や初日のカフェのおねーさんとか。可愛い子なら良いんだな(;´Д`) 困るよー。デザートを食べ終え、お支払いとなり、いくらか尋ねると、そそくさと小さな人が靴履いて出ていくじゃない。


やりやがった(;´Д`) さっき、商店街で最近来たみたいなこと言っていましたから。昨年、私が使った、先に料金払ってしまう作戦をやり返されたわけです。リベンジされてしまったんですよ。こんなことならミニ会席にすればよかった(*´ω`*) 今度来た時はご馳走してやるからと言うと、今度は割り勘にしよーぜと。確かに気兼ねなく会えるかな...。


美味しいものをご馳走になったこと、感謝を伝えて、次の目的地、抹茶クリームあんみつを食べに...、入りませんな。時間かけて味わいながら食べたのでもーお腹いっぱいでした。このあとは夕飯をご一緒するご夫妻との待ち合わせまで、しばらく観光地巡りに付き合っていただきました。私が贔屓にしている和菓子屋の師匠のお店だったり、蒼さんの地元の方へ遊びに行ったりしました。観光地は人がとにかくヤバかったですわ...。


ドライブしながらいろいろな話をしました。そんな中でマイブームとなる言葉『まぁ、西陣だから』を含め、集いし勇者の物語はvol.3へ続きます。書いても書いても書ききれません。端折ってしまうのも気が引けるので。もうしばらく続きます。お暇な方は楽しみにお待ちくださいませ。もうお腹いっぱいという方は、お付き合いありがとうございました。


※今回の蒼さんの会話、方言等は私の想像で書いている事がほとんどです。そしてたまに嘘も書いていますが(;´Д`) あまり深く考えないでくださいませ。素敵な人ですので。でもまー、良くも悪くも京都人ですからね。気をつけな...おや、誰かが来たようだ...。

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大人(片麻痺患者)の修学旅行 vol.1

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今回のblogは旅の余韻に浸っている日曜日に書いています。正直な話、良いことばかりで何を書くべきかすら、決まっていません。一旦整理したいところだけど、そんな事したら忘れていくだけなので、思い出したら書くという変則スタイルになります。読みづらいかもしれんませんがどうかご了承を。ちょっと長くなりそうなので、何回かに分けますね。


大きなキッカケとなったのは、文句なしにコレ。昨年の冬に西からモンスターがやって来たことから始まります。いつか遊びに行きたいなーと話したのがキッカケでした。そーは言っても、どーせ来ないだろうと思われるかもしれなかったけど、何故かそーはならなかった。歯車がハマった感じ。なんかね、不思議と噛み合ったんですわ。もう少し話したいと思ったのです。人間不信の私が...。運命的なものかはわかりませんが...(;・∀・)


昨年10月に行われた社内の考課面談で、来期からフルタイムで働きたいという要望を出したところ、なんとかなりそうな気配なのです。ある時、卓上カレンダーをぼーっと眺めていた時に、3月の春分の日が目に止まりました。木曜日が祝日だと...。水曜日が休みなので、金曜日有休使えば旅行行けるじゃん...。って。なんか意味もわからずあたふたと。


有休の申請をして、先方に確認の連絡。ともにOKが出たので2泊3日のスケジュールで旅行へ行くことが決まりました。以前にも書いたかもしれませんが、土日は確実に休むための休息日。多分はしゃぎすぎてグッタリして帰ってくるはずでしたので、しっかりと休み、翌週の仕事に影響が出ないよう配慮しました(*´ω`*) その考えは正解でしたね。


ここからが大変でした。約一ヶ月間の猶予はあるものの、何から手を付けていいのか...。とりあえず宿探しから。予算的には余裕はないので出来る限りコストを抑えたい。先方とのDMのやり取りで幾つかピックアップしてくれた中の1件をセレクトしました。『アーバイン京都 四条大宮』開業一周年記念で朝食付きで6500円でした。予算的にもバッチリ!


はじめの予定では京都一泊、大阪で一泊と考えていたのですけど、目的地周辺のホテルがあまりなく(予算的に)、二泊ともこのアーバイン京都で予約しました。ちなみに二泊目は祝日ということもあって7400円と少しだけ高かったですが、帰って眠るだけの宿に1万円以上の金額は投入できません。京都のおばんざいが手軽に食べられる朝食付です。


交通機関はどうするかな。行きの新幹線は決定だったのですけど、帰りはどうするかと。もう一人の方とコンタクトを取り、行きたい場所を伝えたところ時間的に難しいことが発覚しまして、そちらは次回の持ち越しということで、もう一つの目的地、この旅行の真の目的地!?から近い、伊丹空港から飛行機で帰ることにしました。わーい(*´ω`*)


京都行きの指定が品川から障害者手帳使って9800円、SKYTICKETという格安航空券からスーパーバリュー28という券種でANAの伊丹から羽田で13150円。他のところはよくわかりませんが手数料取られるとこもあるみたいでしので。公式のANAのサイトで探せば問題なかったのかな?? よくわからん。ただ乗る機種だけは必死に探しました。ボーイング787。これだけは譲れない。新幹線はN700のSを探すもわからないのでAにしました。


行って、泊まって、帰ってきてだけで36850円。やべーな。喜多方行ったときの倍以上じゃんか。でも2泊3日だから仕方はないね。しかも、それプラスお土産代に食事代などそれぞれかかる訳で。やはりこの規模の旅行となると年一か年二くらいが限界だろうな。今の私では...。カメラというか明らかにレンズ沼に陥っていますからね(*´Д`)


3月20日、9時20分の品川から[のぞみ]に乗り京都へ出発。朝食は薬が飲みたいだけなので朝マックをかき込んだ。しばらくすると真っ白な富士山が見えてきます。何度見てもいいですね。そういえば保志奈食堂まだ行ってなかったとか、そんな事を考えている間に京都に到着。京都自体は初めてではないけど、記憶は全くと言っていいほどなにもない。


まずはロッカーを探すのですけど、平日の京都とはいえ、年間来場者数の最も多い3月の京都、ナメてました。人が多いこと多いこと。海外の人以外にも学生の卒業旅行とか、本当に多かった...。ロッカーの看板を見つけては向かうものの全部赤ランプ(使用中)。バスの案内所で何処か無いですか?と訪ねたところ地下街なら比較的空いていますよと。


駅の地下に行くと、地上のロッカーとは違って青ランプ(未使用)ばかり。あぶねーと、クソ重いお土産の入ったリュックを中に入れ、旅行用の小さなショルダーとストラップに変更したカメラを持って、駅前のバス停へ移動。予定通りの時刻と、完璧な予測。ふふん。まずはランチに向かいました。バス一つとっても、乗り方が違うので混乱しましたよ...。

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初日は[川端二条]にある『肉洋食オオタケ』で美味しいハンバーグ食べて、しっかり腹ごしらえ。いきなり京料理とか行かないですから(;・∀・) つなぎ無しで、牛肉のチマキという部位、豚肉のウデ肉を使った肉肉しい食感のハンバーグでした。フォークとナイフはありましたが、利き手交換マイスターの意地で、必死に箸で食べ完食。美味しかった。


美味しいランチを済ませ、次に向かったのは仁王門通りにある『京都 仁王門』という八ツ橋のお店。聖護院や夕子が有名ですけど、あえてこのお店を選びました。本店が『京栄堂」なんです。ただの八ツ橋はなくて、京大生の論文で買うなら聖護院か京栄堂とあったからなのです。普通に売ってないみたいなレア度という感じ。自分の歩くルートにマッチしていたのでこれは行くしか無いと。聖護院も近くではありましたがレア度で負けた。


開始早々、お土産をセレクトして、発送先を自分の住所で配送してもらうことにしました。日持ちは大丈夫だけれど、これから沢山移動するのに持ち運びは出来ませんからね。まだ自分が買ってきたお土産すら渡していませんから。とても持ち運ぶことなんて不可能でした...(;´Д`) ロッカーに眠っているお土産、リュック内の占有度高いのなんの。

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次は[東山]側にある『祇園饅頭』へ、くり餅を買いに行くのですけど、時期は終わってしまっていました。そうですよね栗ですから。秋の食べ物でした。写真で見た時に美味しそうだったんです(T_T) 残念。後で知ったことなんですが、ここの『志んこ』という、ういろうの生地?で、できたお菓子が素朴で美味しいのだそうです。次回こそ買ってやる...。


そして楽しみにしていた[白川]沿いを散策。この雰囲気、やっぱり好きです。川底がすぐに見えるけど流れはそこそこありまして。一本橋のような小さな橋がいくつかかかっている感じ。良いですね。暫く行くと見えてきた『白川カフェ』これが次の目的地でした。日差しも良かったのでちょっと中で休憩。休憩にはまだ早かったですが居座ってしまった。

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店員さんとカメラの話したり、東京と横浜の違いだったり、京都と滋賀の違いだったりと楽しく話しをさせていただいきました。本当に感じの良い娘さんでしたわ。カフェというからには、コーヒーが出るのですけど、ここは『京茶珈琲』というお茶とコーヒーのブレンド。私はノーマルなほうじ茶選びましたがカフェインレスの麦もオススメだそうです。カフェインが苦手な私はそっちにするべきでしたが、とても美味しく風味も良かった。


そこの店主らしき方と、このあと行く場所を話しをしていたときのこと、私が六波羅蜜寺に行く予定と話していたら、”ある場所”へ行ってみると良いよと教えてもらった。ルートから外れることもなかったので、お礼を言い、散策を再開しました。なんか旅先の出会いって良いですよね。わずか数人ですけど、出会った人はみんな良い人ばかり(*´ω`*)


その後は観光地ゾーンの祇園をスルーしつつ、撮影会場化している石塀小路を抜け(着物着てるレイヤーだったな...)、観光客が密集して、足の踏み場を見つけるのも一苦労の二年坂、三年坂を上って(もちろん手摺なんて無い)ちょっと一息(;´Д`) 学生のレイヤーに混じってアジアン女子が沢山着物着て歩いてたよ。レンタル業者儲かってるな。


そこから[松原通り]を下るのですが、途中に白川カフェの店主?が話してくれた例の場所。[西光寺]がありました。一見ただの駐車場ですが、左側の一角に小さな墳墓(お墓)がありました。空也上人のお墓と言われるものでして。あんなに居る観光客の誰もが興味を示すこと無くひっそりと。ここが空也上人のお墓だ! なんて看板もあるわけもなくね...。

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なんか良いものが見れましたわ。手を合わせお辞儀をしてから西光寺を出ました。なんか六波羅蜜寺とかどーでも良くなったけど、帰るルート上にあるので行きましたが...。着いたのがちょうど16時30分を回ったところ。入り口には終了の文字。慌ててすぐに見てくるので入れてくださいとお願いすると、45分には閉めてしまうのでお早めにと言われた。


危なかったー。ギリで拝観させていただくことが出来ましたよ。向かったのは重要文化財空也上人の立像。口から6体の小さな阿弥陀像が出ている、ユニークな像がありまして。それを同僚に教えてもらったときは大騒ぎ。なにこれやべーと。ヨガファイヤーっぽくかっこいい写真撮ってくるーって。撮影禁止であることなんて考えもしなかったよ...。


ここまでが順調だったのに大きなため息とともに”軽く”絶望した(´・ω・`) もう少し早く訪れていたら人混みに隠れて、サイレントシャッター使えば撮れていたはず。表には出せない自分だけの写真になるけど。閉まる直前だったし、係の人が早く閉めたがって、離れようとしなかった。無念。入り口に書いてくれればいいのにさ。撮影禁止ですって…。


傷心のまま鴨川を遡り、先斗町で雰囲気のある京都の飲み屋を撮りながら、木屋町通りをフラフラと。すると連絡が入る。仕事が終わったから迎えに行くーと...。もう少しあるのだけど、ここで一旦終了。次はいよいよあの方とご対面。初日に個人で回った場所、googleマップに印をつけたので興味あるようでしたら覗いてみてくださいませ。コレ

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vol.2に続きます。