goodluck+

重度脳血管疾患を経験済み。障害者手帳1級1種持ち。左手カメラで散策する、お花畑ブロガー

単身で障害者割引を利用した『ゆりかもめ』

201015

週末は二日間ともいい天気でした。久しぶりにカメラ持って散策したいと思いましたもん。少しずつではあるけど胃の具合も良くなって、米を炊きました。お粥やうどんばかりで飽きていましたからね。せっかく新米で購入したのに、お粥だけではもったいなく感じていましたし、冷蔵庫の精肉類などはまだ早いと全て冷凍にしてしまいましたん(T_T)


久しぶりのしっかりとした歯ごたえに感動しつつ美味しく食べたのですけど、たった一杯の茶碗で、とても苦しく、消化が追いついていない感じ。しばらくするとなんか眠い。逆流性食道炎のことを考え、食べたあと2時間ほど我慢してから横になった。気がついたら14時まで眠ってしまった。せっかくいい天気なのに眠るだけで終わるのは嫌でした。


昼食を済ませ、何処行けるかGoogleマップとにらめっこ。風の向き調べたりバスの時間確認したり…。時間との勝負になりましたから。日の入り時間調べ、その場所にたどり着けるか考えつつ、場所を決めて出かけました。向かったのは『豊洲市場』。この豊洲市場の上に屋上緑化広場というのがありまして、きれいな夕景・夜景が撮れるのです(*´ω`*)


時間的には混雑してないだろうと踏んで、向かったわけです(*´ω`*) 新橋からバス、もしくはゆりかもめで行けるのですが、今回は家を出るタイミングが悪く、都営バスに乗る時間に間に合わず(その時間は1時間に1本)、ゆりかもめで行くことになった。以前、単独での障害者割引が利くということを知り、試してみたかったのもその理由の一つでした。


都営地下鉄からゆりかもめまでのルートがやっとわかった。これまで看板見ながら向かっても途中で見失う事があった。ウィング新橋のエスカレータ乗れば良かっただけの話…。なんてことはない、とても近かったよ(;´Д`) さすが、これ見逃すとか高次脳機能障害者だな…。新橋と渋谷、新宿は人を迷わせるように出来た駅だと勝手に思ってるわけw


ゆりかもめの駅で障害者のチケットは紙の切符が必要なのか確認をしてみた。係の人が立っていたので、一通り作業の手順を教わってきました。全てのゆりかもめの駅にある発券機は全て同じタイプのものだそうです。発券機の横には、障害者手帳を置いてカメラでチェックができ、センターのオペレーターと話すことが出来るそうです。よく出来てる。

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《手順》
 
発券機の画面下、左側の『ふくし』ボタンを押す
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横にある読取り台に障害者手帳を見えるように置く
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オペレーターに確認してもらい、料金の表示が割引金額に変わる
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※片道か往復も選ぶことができる

領収書のあり・なしを選ぶ
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※オペレーターとの会話は領収書有無のところまで続く

ICカードで支払うか現金で払うかで終了
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新橋から市場前まで通常片道390円。障害者割引で200円で済みます


まぁこんな感じ。係の人がいる時間帯(18:30前後まで)なら、障害であることを伝え、手帳を見せれば割引運賃の切り替えをしていただけるので、心配ならお願いすればいい。試したいのであれば若干面倒ではあるけどチャレンジしていただきたい。ただね若干の難点はありますね。オペレーターとの会話が聞き取りにくいのと、ICカードが挿入式なのよ...。


ほんとはタッチでピッとやれるのが非常にありがたいのだけど、片麻痺だとICカード取り出してやるのは一苦労ですからね。私は小銭で済ませることにしましたよ。利便性がいいかと問われると、はっきり言って微妙なんだけどさ。そもそも障害者最優先の公共機関を作らなければ無理な話。でもさ、発券機に「ふくし」ボタンがあるだけでも大きな進歩。


自分で操作できることに意味がありますからね。人に頼らなくても生きて行くことができると思わせるのは、とてもいいことだと思いましたね。バスで嫌な思いした障害者の話とかよく聞きましたよ。ヘルプマークを見える場所に付けて杖を突き、よっこいしょとバスに乗って、障害者ですと言っても、「手帳は? 手帳見せて」とか、車椅子で一人バスを待ってるとスルーされたり、降りる際、車椅子を投げ捨てるように押し出したり(~_~;)


バスばっかりだな…。これは私がこれまで直接聞いてきた話でもあるので、盛っていません。全て事実なんですよ。特に最後の投げ捨てるという話、胸糞悪くて怒りを覚えましたね。下手したら車椅子から転倒してたかもしれないわけで、運転手の人間性を疑いましたよ。ゆりかもめはそーゆーやつからは身を守れる術があるわけでちょっと嬉しいのです。


のんびり豊洲市場まで向かい、改札を出て、そのまま屋上緑化広場に向かうのですが、途中のエレベーターで嫌なものを発見した。「屋上広場の利用時間は、5時から15時までです」...(´・ω・`) ちょっとまてよ。23時までじゃなかったのかよ!? 前回はそうだっとよな。夜景撮ってたもん。それがいつの間にか15時…。夕景すら撮れないじゃんか。


エレベーターで屋上に着くとシャッターで閉じられていました。(´・ω・`)ショボーン なんだかなー。事前調査してこなかった自分が悪いけどさ、利用時間。もーいいや。でも、諦めて帰ってきたわけではありません。目の前の運河沿いに豊洲をぐるっと覆い囲むような公園、その名も「豊洲ぐるり公園」があります。以前は部分的に開放されていた場所。


知らぬ間に全て開通されていましたわw 以前は、途中で壁になっていて行けなくなっていましたから。きれいなイルミネーションで飾られている豊洲大橋を見ながらレインボーブリッジ近くまでのおよそ800mの直線を夕景を眺めながら歩いてきました。とても気持ちよかったですね(*´ω`*) ホント久しぶりだもん、カメラ持って散策してきたのは。


結構広めの散歩道で、市場側、真ん中、運河沿いと3本に分かれている感じ。個人的には真ん中の歩道が高さもあり、運河沿いの釣り人の影響も受けずにゆっくり散策できましたので、そちらがおすすめですかね。レインボーブリッジが一番良く見える場所には段差になったウッドデッキがありまして。結構多くの人が夕景・夜景を楽しんでいましたよ。


肌寒くならずに、やっと秋っぽい雰囲気が楽しめた一日になりました。ウッドデッキ周辺は人も多く、手ぶらでBBQが楽しめる広場は、ほぼ全て埋まっていました。あの中へ飛び込む勇気はありませんでしたがね...。まだ200人前後の感染があるというのに私には無理。やりたい人が勝手にやってくださいという感じ。まだまだ気を抜きません\(^o^)/

201016