goodluck+

重度脳血管疾患を経験済み。障害者手帳1級1種持ち。左手カメラで散策する、お花畑ブロガー

つま先付けて立てません(´・ω・`)

210910

ここに来て気温の上昇で一気に体調崩してる自分がいます。なんせ外出をほとんどしなくなったことで代謝がかなり低下している中で、きめ細かな温度管理なんてうまくいくわけもなく、ましてや自律神経に問題を抱えている状態ではどうすることも出来ませんわ...。そして台風の影響がじわじわと出始めてるのかな? つ、辛すぎて泣きたくなりますね。


気圧だけなら五苓散を飲むなりして対策はできるのですけど、職場の温度管理は私には権限がありません。障害者に優しい会社ではありますが、個人の立場的(親族)なことで優しいだけであって、けしてバリアフリーと言うには程遠い。てか、皆無ですよ。入社当時に階段に手摺を付けてくれたくらい。入社の条件が3階まで上ってくれたら、だったわw


おかげで随分と自立に向けた訓練はかなり進みましたね。セラピストに頼らず自分自身で考えて生きていく術を、高次脳機能障害で失敗を繰り返しながら強く作ってきましたわ。温度管理は環境委員が決まった温度と湿度のバランスを見て不快指数が何%になったのでエアコン付けていいよとかそんな感じのことをやっていまして(^_^;) 常に不快なのよ。


自分の部屋のように湿度は50%内、エアコンは27℃とかに設定していると、非常に快適なんですけど...。そーゆーことは絶対に無い(T_T) 出社して今日は丁度いい温度だなと思っていても、あとから来る他の社員は汗かいて出社。「暑いですね」というと「暑いね」と返す。エアコン付けますかとなって、不快指数を確認、エアコンのスイッチオン。


地獄が始まります\(^o^)/ すぐさまジャンパーを羽織り、足元にはひざ掛け。準備万端。秋とはいえまだ暑い日が続いている中で、一人社内でこんな格好してるのは私だけ。社内ですれ違う人たち怪訝そうに見てるに違いない(T_T) ちょっとでも我慢してるとあっという間に自律神経がぶっ壊れます。自分にとってはとても重要なんです(^_^;)


先週、めまいの検査をやっと行ってきました。6月から予約して三ヶ月後ですからね。自分の都合などもあって三ヶ月なんですけど(^_^;) とにかく疲れましたわ...。小雨が降る中、タクシーを呼ぶと、1分もしないで到着しましたと表示。嘘だろと慌てて指定した場所に向かうとタクシー居ない...。嵌められた!! 雨に濡れたくないから呼んでるのに。


運良く、空車のタクシー見つけて呼び止めて乗ることが出来た。行き先の大学病院を伝え、アプリで予約したタクシーとのやり取りをする。指定した場所に居ないとメッセージ送ると、すこし離れた場所にいるという。もう一度指定した場所にいないと送ると、先方から電話がかかってきた。すぐさま、見当たりませんがと伝えて、反対車線と左右を見回したが見当たらなかったのでキャンセルでと。雨の中呼んでる意味わからないのかねぇ。


30分ほど前に大学病院に着いて、診察券を機械に入れて指定の場所で申し込みをする。今回は先に生理機能検査室の前で待機をしていた。これまで心電図や筋電図を測ってもらうことはあっても平衡機能検査は初めてでしたので、様子がわからずソワソワしてましたよ。前に聞いた時なんて、耳の中に水入れて強制的にめまいを発生させるとか(^_^;)


そんなの怖いじゃん...。またあのめまいが再現されるのかと思うとさ。痛いのは我慢できるけど、グワングワンになる感覚、ちょっと耐えられそうもない。そもそもどうやって耐えるのかがわからない。少し不安を持ちつつ待っていると、検査の人がやってくる。少し早いけど出来ますがどうされます? というので、お願いしますと伝え部屋に案内される。

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まずはじめに体重計のような形をした台、両足をここに載せろ、みたいなイラストが書かれていて、装具も外して立ってもらえますかと。先に立てるか聞かれてるので立てますと。両足で立つくらい屁でもない(^_^;) どうだと言わんばかりに立ってみた。フフンとなる。技師の方がつま先付けてほしいという。ちょっとまってね、とつま先つけようとしたら見事にバランス崩れた(T_T) 立っていられませんね。つま先つけると。マジかよ。


いったん、これは止めましょうと。装具と靴を履き直す。ちょっと悔しい。つま先のわずか数cmで体のバランスを崩して何も出来ないとか。悔しさ通り越して情けなかったよ...。次は隣りにあるテーブルで文字を書く。文字を書く?? 名前を書いてという。肘は置かずに習字書くときみたいに書いてとサインペンで大きく書いた。相変わらず汚い字だな。


次に隣に目をつむって同じように名前を書いてと。なんかよくわからないけど書いてみた。上と下の文字が圧縮されて変な感じ。次は十字のライン中心に10回点を書く。その後は目をつむって同様に。左に少しずつズレていた。特に問題はないようだった。なんだかよくわからない検査やってますが、これもめまいに関係あるのですかね? わかんね...。


次は別の部屋へ移動。助教が二人の学生が3人と大所帯。なんだなんだと無駄に緊張する。何が始まるのよ。見慣れない装置もあるし(^_^;) まぁ、いろいろなことやりましたわ。正直疲れましたね。検査だから仕方ないですけど。一応、どんなことをやったかメモしておきますね。数年後、めまいが起きたときに何をしたのか記憶にも残りますので。


■重心動揺検査 -体の揺れの数値化。
 台に乗り、つま先同士を密着させるテスト。立てなくて検査できず。


■偏倚(へんい)検査 -体の動きが偏ってないかチェック。
 文字や点を書く。今回はフルネーム。目を開けた状態と閉じた状態。


■注視眼振・頭位眼振・頭位変換眼振検査
 -眼振チェック。
 顔を動かさずに目で追う。フレンツェル眼鏡つけて頭左右、下げた状態でのチェック。


このあと電気眼振計を付けて検査を行う(顔中に電極貼る


■温度眼振検査 -三半規管が狂ってないかチェック。
 冷たい空気入れて三半規管狂わす。


■視刺激装置を使った検査 -ボックス内に暗闇を作り、脳の障害がないかチェック。
・視標追跡検査 点を追いかける
・視運動性眼振検査 縦棒が流れる(車窓のイメージ)


210913

面倒くさかったよう。しかも検査中の間、隣の検査室で子供がギャン泣きしてて、全く集中できませんでしたわ(^_^;) あれ、ホント苦手。いつまで子供泣かしてんだよと怒りがこみ上げてきちゃうのよね。担当してくれた看護師のおねーさんに、子供凄い泣いてましたねーって。ですねーって。あれは酷い1時間近く検査してる間ずーっと泣いてたもん。


その後、検査結果を踏まえた耳鼻科での診察。検査結果がまとまるまでしばらく待機。結構待ちました。30分くらい待ってやっと呼ばれました。またしても学生さんがいらっしゃる。まあいいや。結果報告としては正常とのことでした。やったね\(^o^)/ いや、よくないね。原因がわからないもの。今回の耳鼻科の検査では正常だったということ。


今回やった眼振検査で正常な反応を示していたので、まず問題ないということだった。反応しなければいけないものも、しっかり反応していたようです。三半規管グワングワンは正しい反応だったようです。目の動きが悪いとめまいが起きる場合も、視刺激装置を使った検査で問題ない(正常な反応をしていた)ことが確認された。文字も問題なしだってさ。


耳で障害が出た場合は頭で補正をしてくれるのと、目からも補正する力が働くそうです。今回やった検査はそれぞれのテストで眼振が出て、基準内に収まるかどうかを見ていたようですね。なるほどなるほど。そして全部を統合して処理する頭の中は問題ないと言われました。少しホッとしましたよ。脳幹に梗塞が見つかったのが一番の心配だったし。


前庭経神経麻痺と言われるような、めまいを感じる神経ごと障害が出てる感じでは無いとも言ってました。基本、めまいが起きるのは小脳に梗塞がある人が多いと言ってましたね。だから私はノーカンです...。脳幹だからノーカン(´・ω・`) 違う意味で入院だなこれは...。麻痺がある以上、カラダのバランス自体が左右で違うので、それを是正しようと頑張ると、逆に正常だからめまいとして感じてしまうのだろうと。うん、納得したわ。

           
いちいち反応しちゃう自分のカラダが問題なんだな。もしくは麻痺してるカラダの感覚でいないことがあるということかもしれない。麻痺のカラダに慣れすぎたせいでもある。不便と感じない生活をするようになって、どこかで健常者の感覚でいたのかもしれないな。片麻痺だということを思い知らせないといけませんね。おい、片麻痺なめんなよ(T_T)


とはいえ、いつ剥がれるかわからない耳石の恐怖がまだあります。良性発作性めまい症。三ヶ月前に起きたし、以前にも起きてるし。前回のは間違いなくこの症状で間違いないとのことだった。嫌だねー。慢性化してるかもしれませんね。気圧と湿度、耳の中をクリーンに保つとしよう。何はともあれ、脳からくるめまいじゃなくてよかったよ(*´ω`*)

210914